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2015年11月26日 (木)

出雲大社参拝

出雲大社参拝

予ねてから東京の次女が、連れて行くからと言い続けてきた、出雲大社参拝の実現の日が22日やってきた。

車は昨日夕方、横川のオリコレンタカーで借りた5人乗りのマツダである。

朝9時過ぎ、予定通り次女夫婦とその長女、そして私ら夫婦の5名が乗り込む。

荷物台には市役所から借りた車椅子まで。

正に隙間もない満載といったところ。

快適に飛ばして、三次から松江道路にはいり、三刀屋で一旦高速道路を降り、中食。

近くに存在する岩倉加茂古墳をまず手始めに見学することになる。

婿が熱心に今勉強している、出雲史探訪の筆頭とも言える。

駐車場から5百米の登り坂道。

歩けない私は車椅子に乗せられ、婿がハアハアと息を切らしながら押してくれる。

乗せられたわたしも初めての経験、身の縮まる思いである。

1996年に弥生期のものと見られる銅鐸など39点が発見されたところ。その数は日本中で最も多く全部の半数を超える。

展示館にはレプリカが数点あるだけで、国宝の現物は皆出雲市の歴史博物館に収められているということだったが、館の職員さんの熱心な説明に心を傾けて聞く。発掘現場も回ってみて、なるほどとその偶然の所産に驚く。

予約してあった玉造温泉の保性館に入ったのは、午後3時前、部屋に通されるには少し早すぎてしばらく待たされる。

お湯はだから一番乗り。

婿が転ばないように手取り足取り、他人のいないうちだから、恥ずかしさも何もない。

十分堪能してお湯を出る。1回きりだったが満足したのか、疲れが出たのか、2度入る気にはならなかった。

300年の歴史と昭和天皇来宿の栄を誇る宿だが、増築が続いたらしく、迷路が多く老人には、宿の中を動き回るなどは禁物だった。

翌朝9時出発、出雲大社に高速道路で向かう。

すでに万に達する人出である。

昨日今日と神在月の神事が続くこの日、とりわけ行事が目白押しらしく、各所に行列が続いて騒がしさ一入である。

車椅子専用道もつけられ、歩き良い。

わたしは社前で車を預け、杖をつき歩いて、大きな注連縄の下まで行きぬかづく。

前回来た時、宮の後ろまで一周したが、今回はその元気はない。

婿たちも、出かけて行ってはわたしのところへ失はないようにと、戻って来る。

邪魔な親たちではあろうな。

気の毒だが仕方がない、人が多く声もとどかぬ騒然たるなかで、いつ迷子になるやらしれたものではない。

東に隣接した立派な歴史博物館に行く。

燦爛たる国宝の数多くの展示物が目を驚かす。参百数十点の銅剣など、まったく素晴らしい。

国最古のこれらの展示物。

今更出雲の風土の凄さを見直さざるを得ない。

多くの宝物を拾った心持ちになる。

2階の食堂で軽食をいただき、帰路に着いたが、館内全部を車椅子で押してもらって歩いたのに、疲労は案外わたしの方が激しかったかもしれない。

感動疲れというものだろうか。

明日からまたお勤めなどある子や孫たちは今日中に東京に帰らねばならない。

来た道を急ぐ、ラッシュがつづく。

しかしなんとか明るいうちに広島まで帰り着く。

ありがとうよ、ほんとにありがとう。

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コメント

また、旅の良い思い出が出来て良かったですね。
寒くなります。ご自愛ください。

投稿: 鷺草 | 2015年11月27日 (金) 17時29分

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