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2015年6月24日 (水)

私とデイケアーサービス

デイケアーなんて、数年前まで私は考えたことはなかった。

ただ体操ジムみたいな、自己健康管理のための施設があちこちにあり始めたことは気づいていた。

もちろん自分に関連付けて考えることはなかった。

若い時なら一応考慮することの一つだったろう。

90歳を超えてまさか関連がこれほど深くなるとは思わなかった。

もともとシャイな性格だから、見ず知らずの人たちと一緒になって運動するなんてまず一番嫌いな社会生活だった。

家内はよく知っていたので私の変心にはいささか驚いているらしい。

かって80歳になった年、町内から請われて会長に選ばれたことがる。

100戸足らずの町内だが、普段から仕事にかまけて、留守が多く、近所付き合いは家内に任せ、隣人すら顔を覚えることがなかった私を指名してきたのだから驚き慌てた。

ひたすらお断りしたのだが、他に適任者がないとて、とうとう押し付けられてしまった。

任期は2年間だからまあいいや、ご恩返しのつもりでと決心してなんとか勤め上げた。

人前に出るということの煩わしさをなんとか乗り越えられた。

これが一つの転機だろう。こんどのデイケアーはそんなひるんだ気持ちはまるでなかった。

逆に衰え行く自分の体を見た時やはり深刻にならざるを得なかった。

なんとか息耐える瞬間まで、心身ともまともでありたい。

絶えず見かける身体障害者の、その様にはなりたくないとの一心が私のシャイな気分を一掃した。

結果が今善と出たところである。

もちろん今引き返す時間的余裕はない。

今95歳5ヶ月、現在の同行グループの最年長であるが、あといくつの時間が続けられるか、最後までこの思いを貫きたい。

皆が固唾を飲んで見守ってくれている、それらの期待にも答えたい。

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