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2015年1月 1日 (木)

悪い縁起か、今年の元旦

早朝目覚めた時、予報通り一面の銀世界、そして時折先が見えないほど大きなボタン雪が舞ったりする。

もうこれは寝ているだけしかないなと、あきらめて布団に潜りなおした。

次女夫婦が一昨日から借りてきていたレンタカーを戻しに行くためか、そわそわと身支度している。

大丈夫かなと声をかける。

返すだけだからなんとかなるでしょう、と婿の言葉。

8時過ぎ門を開けて出て行ったから、もう車を返しに行ったのかと思ったらそうではなかった。

夫婦で道路の状況を見に行く傍、車を出やすいように反転させていたらしい。

我が家に入るためには、約100米の小道を頭から車庫に突っ込まなければならない。

バックしながら・公道まで出るのは初めてのものには少し難儀なのであろう。

しばらくして帰ってきて、道路上の雪は溶けてなんでもないという。ただ時々先が見えないほど雪が降るからバックでは危険なから向きを直したんだと娘が言う。

私も外を覗いてみて、道路上の雪の堆積はほとんどない。先日の雪とは大違いである。

これならなんのことはない。わたしも付いて行こう。そしてレンタカーの交換に預けた私の車で帰って来ようと決心する。

意味がわからないかもしれなから断ると、私の車は15年前のクラッチ付きの変速ギアのある車で、若い者たちには若干運転が面倒である。オートマチックな最近の車に乗りつけるとやや厄介さは免れない。

私にはかえって楽でいいのだが、若者たちには嫌なようである。だから金がかかってもレンタカーを借りてきて、私の車のかわりに乗り回したというわけである。

文物の進化はときおりこんな矛盾を生ずる。

もちろん私の決心どうり無事進捗し、レンタカーを返上し、私の車で駅まで急ぎ、そして娘たちは楽々と元日のよく空いた新幹線に乗りついで東京に帰って行った。

午後2時になると空はよく晴れ上がって、朝の騒動は全くなんのことか、天の企んだ悪い夢であった。

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