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2014年11月14日 (金)

隠居宣言

いよいよの日である。

というのは、私たち夫婦は形の上では、ともかくも長女の加護の下に身を寄せたということにある。

明日は婿の車に乗せられて、郷里岩国に行き、はっきりと弟妹達にそのことを宣言し、昔から言う隠居し、対等の座から降りさせていただくことにするわけである。

当主が死ねば簡単にケリがつく問題だが、当主が死なないし、いつまで生きているか保証もない。

世代はどんどん変わるし、時代も変化し、世襲はもう無きに等しい。

昔を知る最長老として、その曖昧さにケリをつけておくべきだと考えたわけである。

長男長女という偶然が、なにかしら、そこいらに先鞭をつけることが期待されてるかにみえて久しい。

ちょうど良いタイミングである。

来る23日は私の父の75周忌でもある。

私が家督を継いでから4半世紀にもなる。といっても家督は事実上は弟が継いだも同然で、彼は実にうまくやってきてくれた。感謝のほかはない。

私はほとんど他国を流浪し、父の遺財は蕩尽し尽くし、波乱極まる生涯を送り、一族のためになることは、何一つしていない。

ただ年長ということのみで、私の発言の重みが皆の心を縛り続けた。

心からその罪を謝したい私である。

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