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2014年8月15日 (金)

人の運命の危うさ、悲しさ

今にも降り出しそうな空、予報はよくない。

風邪はもうよくなった感じ、身体が軽い。

朝飯もお粥をさらさらと食べて支障はない。

数日前、動くのも大変で、気息奄々この世の終わりかと思えたが、それにくらぶれば甚だ良好だ。

今日は終戦の日。遠い昔、支那大陸のど真ん中、広西と湖南の省境に広がる大山隗南嶺の密林の中をうごめいていた。

もう完全に彼等の制空権下で昼間の行動はなかった。

全県と紀陽の中間付近だったか、山茶花の大樹林に守られて、何も知らずに息をひそめていた。

この日だったか翌日だったか、地元の住民が豚を一頭殺して我々をごちそうしてくれた。

そして17日、本部から隊長集合の命令が届き、終戦を告示されたという次第だった。

欣喜雀躍、早速昼間の行動に戻り、路線の周囲で砲煙轟くもなんのその、小敵は蹴散らして目的地に向かった。

後で聞けば西方2百キロ、友軍が最後の作戦で包囲殲滅させられつつあったという。

幸運にもここをくぐり抜けて、翌々日には長沙の地に達することが出来たわけだった。

思えば94年間正に髪の毛一筋の命の綱渡りが存在したのだった。

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