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2014年6月 5日 (木)

偶想〜九十年昔

夜明け、降ってはいないが、朝が遅い。

気温20度、家内は寒いと云う。

幼児3歳、私は太平洋上に1ヶ月居た。同じ年頃の幼児をよく泣かしたと云う。

腕白だったらしい。船は大洋丸。おふくろの話題に何度も登場して忘れたことは無い。

唐突に幻覚が寝起きに現れたりして驚く。頭のどこかに記憶が残っているのか。

大正13年の正月(私の満5歳の年)、親父と大工の高崎棟梁との間に挟まって、建築屑の焚火に手をかざして、談笑を聞いている姿が未だに眼前に残る。これは幻覚ではない。

家はもうあらかた出来上がっていた。

親父はこの秋私達をこの新築の家に残して、メキシコに再渡航した。

風雲の志の強かった父と思わざるをえない。

この父は死の直前私の満洲行きを黙って許してくれた。

就職して岩國駅頭に向かう時、既に父はこの世に居なかった。

母は口をかんしていたが、親戚は猛反対した。

今この九十の人生の始まりだったとおもっても、今更意義づける何ものも見当たらない。

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