« 西瀬戸内を一周するプラン | トップページ | 二度目の日露講和条約 »

2013年4月29日 (月)

昭和天皇の日

今日は25年前までは天長節の日である。天がながいと読めば奇異とも取れるが、とこしえになら、現在の科学では天の存在もどうだか危うい。

昭和天皇の生誕の日である。私はまるまるこの時代に生きて来た。

有為転変の激しい時代だったと云える。日本国は一旦滅亡に追いやられる瞬間まであった。

しかしこの天皇であったからこそ維持出来た。

昭和16年1月、軍隊(関東軍ハの53部隊)に入る20日前、一旦勤務先満州国新京から山口県に帰郷し、天皇にお別れの意志を告げに上京し宮城を拝した。身命を陛下に捧げたと云う意思表示であった。

奇しくも命永らえて今日があるのが不思議である。戦場で直撃された機関砲の弾丸はいずれも私の身を逸れた。

終戦後の俘虜生活で栄養不良による結核も血を吐いただけで,命を失うまでには至らなかった。

帰国したが家は廃墟だった。苦難の日は他の国民と等しく何年も続いた。

しかし結果的には同僚達をしのいで今日まだ健在である。

だが明日もまたどうか、終わりの近いことはまちがいない。

人の運命なんて全く分らない。

暦は”昭和の日”となっているが、”昭和天皇の日”の間違いではなかろうか。

|

« 西瀬戸内を一周するプラン | トップページ | 二度目の日露講和条約 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/57270008

この記事へのトラックバック一覧です: 昭和天皇の日:

« 西瀬戸内を一周するプラン | トップページ | 二度目の日露講和条約 »