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2012年6月 5日 (火)

武力なき平和がつづくか

暖かくなったせいか乾癬が痒みを増す。四六時中気になり出した。身体中もう掻き傷だらけである。
時々iPadで顔を写してみるのだが、益々醜悪になって目をそむける。
我ながら嫌な老人である。

台風3号が早くも沖縄南方を過ぎて明日にでも伊豆諸島に達するという。相当猛烈な風というが、列島を少し離れて北上しているというのが有り難い。

今平清盛というのをNHKでやっていて、わが町の厳島を目玉にしているから騒々しい。
子供の頃からのイメージと大分違った清盛らしい。
私の子供頃は為朝とか、悪源太義平といった源氏方の若武者が贔屓だった。
絵本や雑誌でも、武者絵にしろ合戦絵巻にしろ、白旗が人気だった。

愚管抄という古い本を見ると、保元・平治と相次ぐ争乱も、中央の政治権力の朝廷と公家の争いに巻き込まれたかたちの、京都付近という小さな地域での、源平の肉親の血を血で洗う争いになっている。

清盛は人望があったのか、一族の結束がよかったのか、多勢という背景で最後は圧倒したようである。
源義朝の最後は十名ばかりの供を従えて、徒歩で尾張の知多まで逃げ延び、力つきて自ら死を選んだようになっている。
保元の乱頼って来た父為義を殺した報いもあり、源氏の勢力を自壊させていたのが、最大の要因だった。

頼朝の再起はこの教訓を生かし、武士の棟梁となっても関東の地を離れることなく、公家の支配をはねのけて、6百年の武家統治の基を作ったといわれる。

武力というのは古今東西政治の世界の基本である。西欧勢力の今日までの世界制覇も武力以外の何ものでもない。
中国が今目覚めて武力増強に努めている。これはこれで良しとしなければならない。

折から防衛大臣に森本という民間人が登用された。私の知らない人だから批判は避けるが、日本とても世界に顔を出す以上人並みの武力を持たねばならない。人様を頼っていたのでは何事も出来ないことが、ここ半世紀思い知らされて来ている。
敗戦の日から1世紀がまもなく到達する。アメリカの傘の下で次の世紀も大丈夫なのか。

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