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2012年4月30日 (月)

老人のつぶやき

老いのせいか今年の4月は春たけなわなどという言葉が馴染まない気がした。
ストーブも月の半ばを過ぎても、ちょいちょいお世話にならなければならず、月の初めは風邪で苦しまされ、中程には便秘で苦労した。

未だに体調はもう一つだが、一歩一歩終末に近づいている人生の流れを、人ごとのように感ぜられるのも面白い。

老人だからといってやることがないわけではない。ダイキに行ってホースのつなぎ金具を買って来て、庭の水まきをしたり、16GBのSDをヤマダ電機で買って来て、パソコンのメモリーを増設したり、こそこそとできる仕事はこなしている。
昨日はついでに日本柔道選手権もテレビで見る。90キロ級の加藤博剛選手が、つぎつぎに大きな選手を破って優勝するという、本来の柔術の伝統を見せてくれてうれしい。最近ではこんなことは快挙と云えるのではないかな。

人間不思議なもので、自分自身の幼少時代はほとんど憶えていないが、周囲というか関連したことなど憶えていることがある。昭和6年小学校6年生のとき、鉄道大臣になった江木翼という人が、その前後だろうと思うが私の本家に一二度来たことを知っている。多分選挙運動だったのだろうと思うが。民政党の知恵袋といわれ、総裁候補と嘱望された人だが、病の為職を辞し、翌7年亡くなった。政治好きだった伯父が後年折にふれ、残念がってその名を口にしていたものである。
そして余談だが、私は小学校卒業時高橋奨学賞という成績優秀の褒美の大漢和辞典を戴いた。
この高橋なる人物も小学校の先輩で鉄道省のえらさんだったらしい。
何か奇縁を感ずるのである。
この辞書は今でも時々参考にひもどいたりしている。表紙はとっくの昔取れてしまい、背中は有り合わせの布で補修し、見る影は無いが、私にとっては生涯の伴侶である。外に漢和辞書を買ったことは無い。
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