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2012年2月 4日 (土)

円高は生活を苦しめるのか?

昨日iPad用のフレキシブルアームが届いたので、早速組み立てて使ってみた。
結構使える。私は近眼だから目の上1尺ぐらいで字の大きさもちょうど良い。
既に百以上ファイルを読み込んでいるし、例の無料の青空文庫には無限といっていい程書籍がある。
iPadはバックライトが付いているから、部屋を真っ暗にしても全く問題ない。
速断即決で買ったのだが時にはいいこともある。

今朝は0度と立春の日にふさわしい気温である。白雲が少し多いようだがまずまずの天気らしい。

連日ここのところ食が進まない。別に悪いところはないから、意欲の問題かも知れない。
寒いから動かないせいも多いにあるだろう。

今朝の新聞を見ると、電機業界が軒並み大赤字を出しているようである。円高のせいというのだが、これが私にはよく分からない。
商品が高くなって売れないということだけはよく分かるのだが、基本は円建ての筈だから、強い円に守られているという有利さはないのか。
そもそも金利ゼロの円が何故高いのか、こんなに不景気な国の円が何故高いのか。私にはわからない。
私の若い時、1ドル380円が永い間固定されて続いた。中国が今やってるごとく暫く1ドル百円位で固定させたらどうか。
相場師に色目を使う事なしに。それは出来ないというだろうが、どうして?

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河北君のシベリア送り脱出行(手記)(その24)

20、苦力の仕事

11月に入ってから八路軍(中共軍)が安東に進駐してソ連軍と代わり治安の守りにつき、ソ連軍は諸物資を持って引き揚げて行った。この頃から行商はやりにくくなってきた。

かっての高級役人、憲兵、警察で現地人に反感を持たれていた連中が検挙されて、民衆裁判にかけられる血の粛清が始まった。胡散臭い軍隊下番の身にも、一応身辺の用心だけはとの囁きも交わされた居た。
こんな時期に、相変わらず派手に古道具類の行商をやっていた松山と仕事の面で別れて、私は思い切って成績の下がりつつある行商を止め、労働に精出す事にした。
所謂苦力(クーリー)と中国で呼ばれていた労働者の力仕事であった。

朝8時半に一定場所に集合すれば、雨で働けない状況以外に仕事はいくらでもあった。
石炭、材木等の運搬、整理が主な仕事であり、仕事は割当制となって10人ー20人の組に分かれて、請け負った仕事が完了すれば一日の仕事は終わり、日給10円が貰えた。
面白いのは、日本人の組は一挙に3時間位で割当の仕事を終わり、昼過ぎには日給を貰って帰るのに反し、満人は夕方までゆっくり仕事を消化した。

どちらのやり方が良いのだろうかと考えながら、つい気が急いて早く片付ける方に廻り、草臥れて帰って行くのだった。
国民性の違い、現在の境遇から、一つの仕事でもやり方が別れる事が気になって来た。
一気に立ち働く日本人を、にやにや笑いながら見ている彼らのやり方が大陸的な正しいものかも知れない。
ここで稼いだ10円の工賃で食事をする訳であるが、日本人食堂に行けば、丼斑もの1杯が10円であり、そんな贅沢は出来なかった。でも午後は仕事は無くて、洋子ちゃんもお守りをしている方が気楽でもあった。(つづく)
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