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2012年2月 2日 (木)

寝転んでiPadを読む方法

東北地方は大雪で大変らしいが、こちらは時々ちらちらするだけで、依然として白皚々の風景にはほど遠い。
今朝はそれでもマイナス2度、寒さは本格的である。

昨年水道凍結に懲りたから、夏に早々と駐車場への水道管は止めてあるので今年は心配ない。
車の洗浄はもうしないことにした。時々家内がするようだが、必要があれば業者にやらす方が徹底していい。
90歳を過ぎてやる仕事では無い。うっかりすると怪我をしかねない。

いつも送って来るパソコン雑誌にiPadを寝て読むのに都合の良いベッド取付けアームが紹介されていた。
昨日デオデオで探したが見つからないので聞いたところ、取引がないのでいれていないとのこと。
大した値段のものでもないのでメーカーに直注する事にする。5分もしないうちに受注の返事が来る。早いなあ!却ってメールの着信音に何事かいなとびっくりする。

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河北君のシベリア送り脱出行(手記)(その22)

○売場の周囲
一人になった私が、昼食のため前の食堂に行くときは、彼女等が豆腐や餅を売ってくれるので安心して休めた。
この食堂の小母さんは相当古くからの経営らしく、知り合いの人が出入りして昼食時のひとときには話が弾んだ。時折もと安東の検番の売れっ妓だったH子も顔を出して俠な言葉で喋って行くのだった。

話によれば、安東駐在ソ連軍高官の彼女となっているとの噂で、安東市でソ連軍の穏やかな行動を願って因果を含められたとの真しやかな話も聞いていた。ある時、彼女のこういった言葉が忘れられずに耳に残った。
”小母さん、日本人だろうと、ソ連軍人だろうと同じよ。慣れてしまえば変わりないわ”
至極無邪気な放言だったが、何かしら心にしみる様な言葉だった。

この食堂の隣の店先の一部で、安倍川餅販売の2人の兵隊下番らしい30前後の男たちと知り合いになった。それは言葉訛が故郷の熊本の方言だったから話しかけたのであるが、間違いなく同郷人であり親しみと懐かしさでいっぱいだった。ごつい指先で餅を焼いている様子は真剣そのものだった。
こんな周囲の環境に囲まれて、敗戦国民としての心淋しさを紛らわしながら、10月も終わろうとしていた。(つづく)
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