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2012年1月 9日 (月)

開拓者たち

今朝も気温2度とまずまずの天気。
長い休みの後の3連休、一般国民はどうでもいいと思っているのでは。
こんなこと誰が決めるのだろう。
少し常識が足りないのではと思ったりする。
昔も今も役人などいうのは、変なことを考え出す名人だからなあ。

先日本屋でiPhone&iPadの無料アプリ666というのを買って来て、面白そうなのをQRコードで3つ4つインストールして使ってみる。
結構行けるんだなあ。世界はやはり広い、こんなちまちましたものを考えつくのだから恐ろしい。
何時だったか大分前スーパーベスト百本のアプリというのを買ったことがあったが、2本しか役に立たなかった。使い方も難しかった。
今度はインストール方法がものすごく簡単でこれはいい。
電話機能はほとんど使わないのに、iPhoneは忙しい。予想出来なかった。
今現在10本ばかりインストールしているが、この分ではかなり取り込むことになりそうである。

今NHKのドラマで”開拓者たち”というのをやっている、テレビをあまり見ないので、ちらっと見ただけでのコメントは控えるべきだとは思うが、かって軍隊時代、満洲東安省斐徳の挽馬部隊に通って、騎馬の練習を2ヶ月ばかりやらされたことがある、その野外騎乗訓練で、何キロあったか付近の開拓農村を訪れて、故国を遠く離れて、やはりお国のためと働いておられる農家の人々と親しく接することがあった。

終戦間際のソ連参戦で皆ひどいめに逢われたわけだが、ドラマで描かれてる場所の名前は聞き知っているが、どの辺だったか記憶には無い。
質素な中にも嬉々として、堅実なくらしをしておられたと尊敬の念を持ちながらの記憶の中に、その情景が浮かんでくるのだが、ドラマであっても痛々しくて正視に耐えなかった。

人間の歴史は常に残酷である。私自身も農家の三男坊のメキシコ移民の倅である。出生地はメキシコ・南カリフォルニア・メキシカリ市と戸籍には記されている。排日侮日のさなかに生を迎えた。両親が苦労を重ねなかったわけがない。
私はいちはやく小さい妹とともに母に連れられて日本に帰国しそのまま定住出来たからよかったが、父に呼び寄せられた母の弟や父の甥などは強制収容の目に会い塗炭の苦しみをなめた。父は大戦になる前死んだから関係はなかったが、当時東と西と違いはあっても、国土の乏しい日本人にとっては移民政策は必要不可欠な生存手段であった。
上記の私の叔父、そして従兄は故国日本を二度とみることなく、骨を彼の地に埋めた。皆はかない運命に翻弄されたのである。
 
延々と広がる大荒野に、なんの楽しみもなく、くらしていたあの一見平和だった開拓民たちの最後を、絵にしてみることは、私にはどうしても耐えられなかった。 

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