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2011年6月11日 (土)

梅雨と長雨

しとしとと今朝も雨、気温20度。沖縄は梅雨が上がったというが、こちらは真っ盛り、中休みもなくよく続くなあ。

梅雨というといつも思い出すのは1944年湖南省で出くわした長雨。まるまる3ヶ月(9月から11月いっぱい)続いたものだ。
道路が車の往来と工兵による修復とで、側の田んぼより道路が深くなり、全く川のような状態になってしまった。
泥濘を取り除くだけで、埋め戻す土がないのだからひどかった。
たまり水をはね飛ばし乍ら走る車の屋根は、側からも見えないくらいだった。

普段車がそんなに通ることのない道に、戦争とあって延べ何十万台もの車が昼夜の別なく走り続けたのだから、もうたまらない。こんどの地震みたいなもので道路に言わせれば考えたこともないと言っただろう。

道路の舗装ということはいつから始まった技術革新だろう。昔は石畳とかレンガの道などが特別なところに造られた。西洋では岩石が取りやすかったのか、道路と言わず建築物全体が石造文化である。
しかしセメントの発明により急速に応用範囲が広まった。凄い文化革命であった。

私の経験した昔の道路は戦争という特殊事情が招いた環境に偶々あったわけだが、当時は通れさえすれば山でも野でも河でも勿論関係なかった。能率的にも経済的にもまったく最低のものだった。

戦後約半世紀、日本国中舗装してない道路はもうないのでは。
自動車が招いた賜物だろう。
経済の面白さはこんなところにその心髄がある。

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