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2011年4月21日 (木)

カープの夢

昨日とほとんど同じ気温の8度とやや冷たい朝。放射冷却現象と天気予報はいってたが。
北海道の人のメールではまだあちらは雪空の模様だが、日本も縦長にひろいから、まだ春遠き東北の被災地の人たちも寒さにも疲れている事だろう。
温暖な気候になれて、北国のことをわすれてはならない。

ソ満国境近くに3年住んだが、寒さのつらさは身にしみて覚えている。
便所で、尻にあたりそうになった小山のような大便を鉄のバールで砕いて、モッコに入れ、担いで兵営の外の野原に行き、石ころを捨てるように、そこらじゅうにばらまいたりした初年兵の頃の驚きは生涯忘れる事は無い。小便等はホースから出て地上に達するやいなや固くなった。
北海道では今も同じ光景が続いているのだろうが、今や誰もそうした生の話を伝えてくれる人はいない。

もっとも6年前旧満州を訪れたとき、日本人の遺産を実にうまく利用して、今は戦前の何十倍の人口を擁し、大発展を果たしている各都市を見たとき、もう覆水は盆に返らざるを思ったが、70年の歳月は何もかも変えてしまったし、気候まで変わらざるを得なかったか。

カープが6年ぶりに5連勝という。26歳誕生日の篠田が被安打2、完封で今好調の横浜を抑え、単独首位にチームを導いた。
文句無くうれしい。このまま突っ走って欲しいのだが、まだ始まったばかりだから、あせっても仕方ないか。
私の蔵書の中に昭和50年始めてセ・リーグを制したとき記念発刊された古葉監督サイン入りの球団史がある。
はらはらドキドキの一年だった。ルーツ監督が4週目にはトラブル退団し、7週目かる古葉監督が采配を振るった。
よもや優勝を遂げる等夢にも思わぬファンたちだった。
今毎年5月行われる広島平和フェスチバルはこの時の歓喜の余韻である。

カープ発足以来26年目であった。浮かれに浮かれた選手、ファンだった。日本リーグがある事など忘れていた、いやそんなのどうでもよかった。
結局しらふに返って、阪急との決戦は1勝も取り得ず2引分4敗と完敗した。

しかし1991年までの16年間はカープの黄金時代だった。5度のリーグ優勝、3度の日本一に輝いた。

その後覇権から遠ざかったまま久しい。1991年リーグ優勝を最後に優勝はおろか下位低迷に呻吟する現在である。
募金箱以来の老ファンは呆れて球場を去った。市民球場も無くなった。
20年目の今年果たして復権なるか。新球場になじんで来たようだし、出だしがよいし、何か気になる一年になりそうである。

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