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2011年4月 3日 (日)

節句の山登り

朝8度、やや風が強い。

幼い頃、今日は月遅れの節句の日であった。
学校も神武天皇祭の日で休日だった。
朝から家族ぐみで弁当やむしろを提げて、後ろの山に登る。”えんげし”といい、標高は100m足らずか。頂上は禿げていて格好の遊び場であった。すぐ眼下には自宅などの屋根々々、沖合には瀬戸の島々が連なる美しい景観だった。
子供らは陣取り等をして、山の斜面を駈け回り、日の暮れるのを忘れた。
温暖化というが昨今の異常の寒さは、子供が少なくなった現在でなくとも、弁当もって山登りはちょっと無理かな。

戦後は休日でもなくなったし、少子化もあって、この行事が復活した話は聞かない。
ふるさとの仲間意識を育てた良き習慣がなつかしい。
永久に消え去るのだろうか。

郷土の先達山崎武夫氏の労作「ふるさとの歴史(鞠浦、室木)」にも山登りは詳しく記述されているが、”えんげし”に就いてはそこまで敷衍していない。
私の部落(磯崎)だけの行事の場だったのかもしれない。

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