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2011年2月 8日 (火)

春霞

予報では雨だったが、今朝早くは日ざしが部屋まで躍り込んで来ている。しかし相変わらず霧は深い。
気温は0度、ちょうど良い。刺すような冷たさが無いだけに、老人には不必要な緊張がぬける。

午後遅くとうとう雨になる。おとなしい雨に。
ベートーベンの時間という訳でもあるまいが、4つ並べて彼の曲目の演奏が午後2時NHK-FMでの放送で始まる。最後はベームの指揮するウイーン・フィルの運命である。
やはり違うなと感ずる。昨年秋のNHK音楽祭でドイツのオーケストラが正に譜面通りの音楽勉強でもしているような、味も素っ気も無い演奏をしたのを聴かされて、唖然としたことがあるが、やはりベームの音楽はひと味もふた味も違っている。
ベートーベン自身はどちらの演奏を考えていたか知る由もないが、音楽性ということでは私はベームをとらざるをえない。
私の若き日、おもしろ半分に聴き比べたフルトベングラーやトスカニーニ、ワルターなどの運命聞き比べで、当時は活発なトスカニーニに軍配を上げたりしたものだが、もうこの歳では、フルトベングラーによく似たワルターをとらざるをえない。

私の日記をみると、今日まで4日間とうとう宮島を見ることはなかった。
今朝はほんとに薄く影絵のごとく所在を感じた時間があったが、もう駄目だ。
小雨とともに猛烈に霞んですぐ前の天神山さえさだかでない。
4日間いっときも霞がとれないということは私の記憶にないことである。
この日記が貴重な記録となるかもしれない。

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