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2010年11月16日 (火)

白鵬63連勝で終わる

白鵬がついに土がついた。稀勢の里の攻勢に激闘の末敗れた。奇襲でもなんでもなかった。強いて言えば白鵬本人が言う様に勝ちを急ぎすぎたのであろう。内掛けに行った足の位置が少し高く、却って重心の低い稀勢の里の押す力に対し、不利だったように見える。

やはり勝負ごとは何が起こるかわからない。思わぬ落とし穴があるものである。大きな番狂わせが早速生まれた。

朝7時気温5度、今冬最低である。
よく晴れ上がって中天には雲は見えない。
朝目覚めても昨夕の大相撲の余韻が残って、頭の中がわくわくしている。
惜しかったなあと双葉の偉業がまだ残ったかとの思いが堂々巡りして果てしない。

双葉山の70連勝成らずはもちろん新聞で知り、映画館のニュース映画で何度も見た。テレビなどない時代だった。
まだ19歳の青二才だった。私の意識では相撲の神様として君臨している。無くなると困る存在なのである。
白鵬もよくやった。しかしこのくらいでよかろうと思ったのも偽りない気持ち。私にはやはり思い通りだったかもしれない。

63連勝は初代横綱の谷風と並ぶと何かで聞いた。伝説とも紛らわしい、方式の違う江戸時代の連勝記録だから、比較にはならないが、不思議な因縁ではある。

私の部屋はぽかぽかと朝日が射し込み、えも言われぬ幸せな気持ちにさせてもらっている。
空一面黄砂もすっかり飛び去って、もう片鱗さえも伺えない。秋の青空そのものである。

昨夜湿布を貼った膝が少し痛みをのこしているが我慢の出来ないほどではない。
家内もリウマチの痛みが軽くなったから、薬を止めたいなどと言っている。副作用の方が怖いらしい。
午後は雲が出てやや寒くなる、もう冬だから仕方がない。
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(平成20年吉田武中尉遺作メモから、今田勇編集著述「ニューギニア戦記」より)(その125)

この尾の無い鰐は今までに数多くの人を河に引き込んでいると語られ、腰を痛めている住民もこの鰐にやられたのだということであった。これらの鰐に関するいろいろな話で隊員たちは鰐に対して強い警戒心を抱くと共に暫くはこの鰐の話で持ちきりになっていた。

ニューギニア島に渡る部隊がツルブから80kmにも及ぶ陸路を歩いて集結し、また一方では大発艇で入ってくる部隊もあり、この基地ブッシングは各部隊の集結場所として日ごとに忙しくなってきた。この忙しさにまぎれていつしか尾の無い鰐の話などは忘れ去ってしまった。

ところが、ある朝向こうの右岸に立哨していた対空、そして舟艇監視哨の隊員が、明け方尾の無い鰐に出会ったと報告してきた。明け方用便のため監視哨から外へ数歩出たとき、青白く光る鰐の異常な眼に睨まれ身の竦むおもいだったという。悠々と立ち去る鰐には尻尾が無かったと、その時の驚きを身振り手振りで語っていた。何はともあれこの日は舟艇の監視は一時取りやめこの鰐の動きを探ることとした。そしてこの強敵の鰐をなるべく早い機会に射殺することを決めて、その応援を住民にも求めた。(つづく)
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