« 人生紆余曲折あって当たり前 | トップページ | シルバーの植木屋さんたち »

2010年11月 4日 (木)

楽しかった鳥取旅行

ここは山陽、天気がほんとにいいなあ。
山陰二日の旅行で思い知る。
朝8時というのに気温は6度だったが風もないし、ぶらぶらしてる間にかんかん照りの日光に窓の外は20度近くを寒暖計が表示している。

書く暇のなかった日記を大急ぎで書き加える。
婿の好意でせっかく楽しい旅が出来たのに、書き残さないわけにはゆかない。

しかし疲れと痛さが全身的で,挙措がままならない。
90歳というのはこういうことだなと新事実に直面する驚きの連続である。
千キロ近く車に揺すられ続けたことが原因で,歩いたのはごく僅かで合わせても2,3キロに過ぎないだろう。これが疲れの正体だから自分でも嫌になる。

今日は食事とこのブログを書いている以外ほとんど寝ている。
食うのも嫌な気分で文句たらたらで家内に怒られる。
一方家内もかなり疲れたらしく掃除も食事もやりたくないらしい。
我が家も困ったことになりそうで,風雲急を告げてるところかもしれない。

急いで二日間の思いで深い旅行記を書き記しておこう。
・・・11月2日(火)曇
朝8時、予定通り娘等が迎えにやってくる。
婿の運転する車で山陽高速道を一路山陰に向かう。
自分が運転しないのだから楽なものである。
鼻歌でも出そうな気持ちで車窓を眺める。
突然何故か古い昔の話などこの私が語り始める。皆があきれていることに気づいて止める。
自動車は七塚原ICで小休止。
いつの間にか米子道に入って、湯原ICで高速を降りる。
蒜山高原をあちらこちらと、娘等夫婦が何かいろいろしゃべりながら、車は右往左往徘徊を続ける。

やがて”風の家”とかいう道の駅に車を止める。
何か少し買い物をしたらしく、休憩を終えるとまたさまよい始める。
昼だからととある食事どころに入る。はやっている店らしく、来客がいっぱいでしばらく待たされる。
こんな山の中にも大したところがあるものだと驚く。
車窓から眺めてもこの辺りの様子が二十年前とはすっかり変わっている。
開発の仕方もいろいろあるものだなあと、改めて感慨一入。

関金温泉というところで狭い道筋に入り込み、婿が突然温泉に入ると行ってタオルを下げて車を降りて行く。口数の少ない婿だから、予告はむろん無い。私たちは置いてけぼりで仕方なくそこいらをぶらつく。
ここが泉源だそうで、近くにお宮がある。開湯は1200年前の養老年間と言われる古い白金のような清冽な温泉だそうである。
10分ぐらいして帰ってきて、一人だったと言ってあまり満足してない様子。

倉吉に入る。街全体が観光指向となっているらしく、町の端の無料駐車場に車を置いて散策を始める。
最近ブームの地産地消にのって特産品などが並べられた蔵を改造した店らしいものが。赤瓦1号館から11号館まで並んでいる。
しばらくさまよい歩くが、さして関心を呼ぶものはない。最新の消防車が町中に止まって訓練しているとかに出くわす。そちらの方が場違いで面白い。

山道を登って三徳山というお寺の有名な国宝投入堂の見える場所を探す。
望遠鏡を置いてある場所が見つかる。私はカメラをズームして見ながら写す。間の抜けた姿だが仕方が無い。

ハワイ温泉につく。赤い橋一本で湖岸から突き出た一角にある大きなホテル”千年亭”に入る。最上階には劇場があったりして創業120年の変わった宿である。
婿がネットで見つけたのだそうだが、その通り露天風呂はさすが優秀だ。風呂からの眺めは山水の妙がなんともよい。四季いろいろの表情を示すだろうから、それを想像するとさらに好雅趣が浮かぶ。
むしろ、今が最悪の時節ともいえそうだ。それでも良かった。
・・・11月3日(水)晴れた曇ったり、時に小雨
程よく疲れて、温泉の湯でいやし、よく休む。
部屋からの眺めも良い。朝早くからしじみとりの小舟がエンジン音も高らかに東郷湖の湖面を走り回る。昨日から島の入り江に居着いたかのような鴨の群れがうろうろと漂っている。
時に餌かなにかばらまいているかのような人々の出入りが、側の小屋のあたりに見え隠れする。
5階の部屋の窓から飽かずに眺める。何とも優雅なひとときである。

”かろいち”という鮮魚市場につれて行かれる。
鳥取の漁港とは知ってたが、賀露港を初めて見た。その景観のすばらしさに改めて感心する。整然と着岸したイカ釣り船の数、今朝も打ち寄せる高波になんら影響されることの無い囲われた小さな漁港いや漁港としたら大きい方かもしれないが。

白兎神社に詣でる。お社より眼前に打ち寄せる高波の白い帯に驚く。
鳥取市内に入る。
鳥取城趾にある重要文化財の仁風閣に入る。明治時代に立てられた珍しい洋風建築である。

鳥取の旧藩主池田侯の一族の遺品写真などが展示されている。
城壁の一部がすぐ目の前に見えて、それとの対比が一番興味をひかれた。
都心部はお祭りかなにかで交通止めとなっており、寄り付き不能であった。
そうそうに立ち去り、智頭に向かう。

昔本陣だった大庄屋の石谷家住宅を見学する。
立派さといい、大きさといい、借景の備わった庭といい、今まで見た中では飛騨高山の代官所住宅と双璧だろう。
丹念に見てムービーカメラに撮る。
見学途中、観光協会の女性に捕まりインタビューを受ける。もちろん観光資料にするのであろう。

婿は距離は近いが津山への難所の黒尾峠を避けて、高速道完成まじかな佐用ICへの道を行き、中国高速道を一路広島に帰る。
6時前七塚原SAで夕食を食べ、7時過ぎには先に送ってもらって帰宅する。
婿一人の運転で連日4百キロ以上の長旅である、大変だったなあと感謝、感謝。
もちろん何の事故も無かって疲れよりも喜び以外に無い。
・・・・・・・
昨夜のこと___
寝床に入ってちょっと気になるサッカーをスポーツニュースで見て、中日ーロッテ戦が延長戦に入って、まだ続いているというアナウンスに驚いて、BS1にチャンネルを切り替える。
間もなくロッテが相手の外野手のもたつきに乗じてノーアウト2、3塁のチャンスを作る。
もう間違いなくさよならと思っていたらそれがそうでなかった。
勝負というものは不思議という他は無い。
大きな外野フライで3塁ランナーはホームインするかと思ったがしないのだなこれが。
中日は次の打者を敬遠して満塁とし、一か八か併殺する策に出た。
ピッチャはリリーフ2番手の高橋である。
どんぴしゃり策が的中するんだな、落合さん。打球がサードライナーと来た。
3塁手ははベース上でキャッチし、足の離れていたサードランナーは途端にアウト。

幸運は次の回に来る。ノーアウトでヒットで出たランナーを谷繁がバントで送る。前の時と同じ二死ニ塁と最後のチャンス。今度は前進守備をしていたロッテのセンターの頭上を越す同じ大島の大3塁打。
最後はリリーフ陣の良い中日に軍配は上がってしまった。

面白いというか、不思議というか、神様のなさることはやはり人間にはわからない。

|

« 人生紆余曲折あって当たり前 | トップページ | シルバーの植木屋さんたち »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/49934218

この記事へのトラックバック一覧です: 楽しかった鳥取旅行:

« 人生紆余曲折あって当たり前 | トップページ | シルバーの植木屋さんたち »