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2010年7月20日 (火)

家内眼の検査やっと終る次は半年先

朝から熱帯夜に続く猛暑。
汗の滲みた布団やシーツをベランダの手すりにかけて日干する。

家内が目の検査を受けに行くというので広島総合病院に車で送る。次々と医者に出掛ける事が多くてこぼす。
こぼされてもこちらはどうしようもない。
11時過ぎ家を出る。病院は凄い混雑。これが嫌なんだな。
結局検査が概ね済んだのが2時頃。次の予約日を決めたりして、昼飯を食いにスーパーに行く。買い物も少々済まして店から出たのはもう3時。

疲れ果てて帰宅。
シャワーを浴びて一休み。

思い出して20年前の上海旅行のムービーを、3時間ばかりかかってダビングする。我ながら案外よく写しているのに改めて感心する。
亡き友の墓前に捧げようと思って。
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(平成20年今田勇編集著述「ニューギニア戦記」より)(その33)

   救援の駆逐艦来たり、救出されてラエに先行し上陸する
遥か彼方に雲が沸き上って来てこちらに近づいて来るようだ。朝から水を取っていないので、水の事は忘れようと思っているが、そう思えば思う程益々水が欲しくなって来る。かなり近い所で水平線が見えなくなる程に雨が降るようだった。お互いその事はよく知っている事だが、水の事を口にする事は、お互いを苦しめることとなると思ってか誰もがみなこれを口にしない。我と我が心との対決以外には解決する方法はないのである。眠くなって来るそして現実と夢とが交錯する。幻影であろうか雲が目の前に現れるとこれが艦の姿に変わるや、次の瞬間これがパッと消えてしまう。
よく見ると空は相変わらず青くて深く、空も海も総てが静止している。全く変化のない元のままの姿が其処にあった。

誰かが「艦だ」と大声をあげる。水平線の彼方にぽつんと一点の黒い影が見えた様に思ったが、幻影であろうかいつのまにか何処かに消えてしまう。このような事が何回となく起きた。疲れ果てて眠くなった時に水平線を見る見るうちに近づいて来る船が見えた。紛れもなく友軍の駆逐艦である。喚声が彼方此方からあがったが、朝からなんと長い長い待望の時であった。艦は我々の群れに向かってやってくる。そしてその舷側には折り畳み舟が宙吊りにされ、此の救援の船に乗り込んでいる吉田中隊の分隊員たちの姿もはっきりと見えた。
(つづく)
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