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2010年5月11日 (火)

人間の業

朝起きると小雨が音も無く降っている。
ポストの新聞は幸いに濡れてはいない。昨日も降ったり止んだりしていたが、そのまま続いていたのか。外に出る事も無いので,忍び足の雨には気づく事は無かった。

老人の毎日は怠惰なものである。母が生きていたら”この穀潰しが”とののしられることだろう。60才の母にでも仕事について行けなくてよくどやされたものであるが、生来の怠け癖は一生治らなかった。
考えてみると、もともと母がその様に小さいときから育ててくれたのだから仕方がない。
惣領の甚六で随分と甘やかされたらしい。

こんな事は子や孫に知ってもらいたくはないのだが、こうしてブログにまで書いてしまっては,自分で宣伝している様なものである。馬鹿な奴だ!

それにしても母が死んだ年齢になって、こんな思いを語った所で無駄な事だが,なってみないと分らない事でもあるから人間って業なものである。

菊さんもいっこうに電話を掛けて来ない。どうするのと聞きたい所だが止めて置こう。
今年の同窓会は止めにしたらしい。お互い皆90才を超え,人生を卒業したのだからなあ。
そろっとして置くのが自然というものだ。
もう一つの同窓会—さざん会は昨年暮れ散会したままになっていて、次回は決まっていない。
これはこちらの決めるべき番なのだが、相手が一人として顔を出してないので決め様は無い。

こうして身の回りから昔というこけは消えて行くものらしい。

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