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2009年5月19日 (火)

辛い思い出は懐かしい

午前7時、霞濃く天地の間灰色に埋まる。気温16度。
薄くもを通り抜けて日射しがまぶしい。今年は全然実がならないと思っていたグミに一個大きな実がぶら下がっている。
気に入らないことがあったのだろうが、もの言わぬグミの木何とも察しがつかない。
葉は茂り過ぎる程茂り、上空に向いて大きな枝を4、5本のばしている。掘っておくと高くなり過ぎるがといささか心配である。

新型インフルが日本でもあちこち有菌者が増え始めて、騒然となってきた。弱毒だそうで死者は出てないが、発生が急激で国連も驚いているらしい。外出はもう禁物のようである。

昼食後ベッドに横になるとぐっすり寝込んでしまう。訳の分からぬ夢を見る。
誰も知ったものの居らぬ、水がどんどん増えて来る海辺らしいところに行き着いて、途方に暮れてる図である。

ラジオからメキシコの歌が流れている。フランシスコ・アライサの歌声である。
”つばめ”は何時聞いても懐かしい。89年前私が彼の地で呱々の声を上げたとき、もう歌われてたのであろうか。郷愁を感じて仕方がない。”うるわしのメキシコ”も情感がこもっていていい。

私が生まれた当時は、メキシコはようやく平和を取り戻した頃だったらしい。日本と言えば3年経って帰国してから、関東大震災の影響があったりして、変事や政変がつづき、支那事変が発生、困難の続いた時代だった。
親たちはこの両国にまたがって、辛酸をなめ尽くした。
それでも心のどこかにメキシコの匂いが残っているの感ずるのはどうしてだろうか。

今NHKのドラマでやっている、”遥かなる絆”にしてもそうだと思う。辛かった思いは永遠に残るし、悪いとばかりはいいきれないし、ただ懐かしい思い出になるばかりだ。

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