仇討ちなんて今面白いか
朝6時雲多く、気温20度。
ラジオが枕元で歌舞伎役者の声で、曽我兄弟の仇討ちをめんめんと語っている。
幼時雑誌かなんかで読んだり、年寄りから物語を聞いたりした覚えはあるが、詳しく知らされたことはなかった。こんなに詳しく聞くのは初めてで、ついに最後まで聞いてしまった。
十郎、五郎が5人兄弟の中の二人などということは始めて知った。
苦節18年、他人の曽我に預けられても、その志を捨てることなく兄弟で父河津祐泰の仇敵工藤祐経を富士の巻き狩りの夜、陣屋に襲って仇討ちを遂げる。私にはどうにも不可解に思えたこの物語だが、歌舞伎や浄瑠璃で西暦1600年代から1700年代にかけて何度も改訂され、今日の姿で保存,継承されているらしい。重要な演目として知らぬ所で記憶されつづけたわけだ。
赤穂義士の仇討ち即ち忠臣蔵は事実以上に歌舞伎などの伝承があって、まさに別格だが、もう一つの仇討ち伊賀上野越えは、もう庶民の記憶からはなくなってるだろう。
芸能というものは不思議な効用を持つものだなあと朝っぱらから起きもせやらで感心したりする。
もっとも伊豆の地元の人たちには馴染みの話だろうが。
朝から雨になるかなと思わせながらも、なかなか降ってはこない。
午後になり雲はだんだん深くなって行く。ただ少し高い。日射しは依然朝からない。
明日の宇佐行きが少し心配になる。せっかくの娘たちの好意だが、うまく行けばいいが。
ベランダの温度は29度に達しているが、風があるので涼しくて気持ちがよい。
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