« 身体機能も物忘れ | トップページ | 老女の書いた小説と独力で帰国した戦争孤児の話 »

2009年4月26日 (日)

第12回広響廿日市定期演奏会

朝気温10度、風やや強く、放射冷却か、島影がいやにはっきりして、ひさしぶりにいきいきとそろい踏み。
ゴールデンウイークが始まり、海外組も10%以上増加する見込みとか、庶民のふところは世上で伝えるほどしまってはいないとように見える。
私もウイークが過ぎたら、給付金を使いに出かけるつもりでいる。せっかくだから目に見える使い方をしなければ意味が無い。
こんなこと生まれて90年初めてだから、心が弾む思いだ。

今日は第12回広響廿日市定期演奏会が例年通りさくらぴあホールで開かれた。
まずプログラムが良かった。特にメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は昔は日本人演奏家などが好んで取り上げていたのでよく聞いたものだが、最近はどうしたわけか、どの演奏会でもプログラムに載らなくなっていた。
演奏者が松山冴花という29歳のヴァイオリニスト、今度初めて聞いた名前だった。
しかし聞いてみてよかったなあ。音色と良い、技巧といい、素晴しいに尽きる。陶然として酔いしれた感じである。
特に第1楽章から休みなしに入った第2楽章の冒頭の、匂うような美しい旋律に始まって、歌いまくるメンデルゾーン特有のメロディーに泣きたくなるような感傷に浸った。
休憩がはいって、ベートーベンの大作交響曲”英雄”、やはりシンフォニーは生でなければ駄目だよと改めて念を押された。
凄さが違う。第2楽章の整斉たる切れ味鋭い大葬送行進曲、格調の高さ、音響の凄さ、まさに魂を奪われてしまった。
これが広響の現在の姿なのだと聞き終わっても感嘆にしびれ、惜しみなく拍手をおくらざるをえなかった。

帰路大混雑の近くのスーパーに立ち寄り買い物をしてそうそうに帰宅。
天候はあまりさえいない日曜日だったが、まあ若者の行楽には一役買えただろう。

|

« 身体機能も物忘れ | トップページ | 老女の書いた小説と独力で帰国した戦争孤児の話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/44802345

この記事へのトラックバック一覧です: 第12回広響廿日市定期演奏会:

« 身体機能も物忘れ | トップページ | 老女の書いた小説と独力で帰国した戦争孤児の話 »