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2009年4月23日 (木)

春のうたたね

午前中に内藤内科に行く.別状なし。
心臓の衰え年齢相応にてやむなしとのこと。
布団を持ち上げるとき,右中指の爪ひっかかりて、一部まくれる。僅かな出血あるもさして痛まず。
絆創膏にて患部をつつむ。
爪までかくも脆くなりしか、無念なり。

庭の一角に一際薄紅色の花がこんもりと咲き乱れている。これはなんだと家内に聞くとしゃくなげだという。
あああの石楠花かと読み辛い漢字を思い出す。90歳にしてやっと文字の本体を知る。
90年何をしてきたか、うときことかくのごとし。

来月までに赤十字募金をつながなければならないと家内が言う。仕事や病気で殆どいない家庭を一軒一軒つないで廻らなければならない。居ないうちは何度も足を運ぶ.良い運動にはなるがと情けなそうにつぶやく。

無駄なことをこうして暇に任せて書いているのだが、これでもかなり労力を使うと見える。ちょっと休んで考えているとうとうととしてしまう。若いとき試験勉強した時と同じである。案外ものすごく気持ちよいものである。
折から春暖の内も外も和やかな空気が充満している.昔からうたた寝の望外な喜びを文人たちは詩画に残した。
一つはこの魅力があるからこそ日記付けは止められないのかもしれない。

薬害をむりやり蒙らされた夏みかんが、葉はほとんど落としたが、小さな新芽と一緒にいっせいに黄色い花芽が吹き出している。どうなるかと手に汗握る思いで今日まで過ごしてきたが、植物は強い、思わぬ災難を乗り越えて今年の営みを始めたらしい。
剪定をうまくやれば、去年は4個だった実が倍増すること間違いなしだろう。

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