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2009年4月27日 (月)

老女の書いた小説と独力で帰国した戦争孤児の話

ふと目覚めた.深夜放送が何度も瑠璃光寺という。聞き耳を立てると、瑠璃光寺に魅せられてというテーマで”こころの時代”をやっている。話主は私と同じ89歳の老作家らしい。名前はよくわからなかったのだが、後で雑誌をしらべると、久木綾子という人だった。声が二十歳ぐらいにしか聞こえない、化け物のような女性である。
話題が興味があったので最後まで聞いた。
私もこの瑠璃光寺の五重塔は何とも言えず好きである。山口に出かけるたびに必ず訪れる。去年も3回訪れた。
一回はホタルを見るために、駐車場を借りた。
各層の屋根の軒先が反って優雅な五重塔である。日本の三名塔の一つだと話の中で言っていた。

それにしても、小説など書いたこともないのに、70歳でこの五重塔に出会って調べ始め、その詳細に興味を持ち、89歳ついに小説に仕上げたという。
この五重塔が6百年前に建てられたという事実から、椎葉村から出て来た大工の棟梁が、丹念に積み木を積み立てるごとく塔を立ち上げ、ある日その積み木の一つに矢立てから取り出した筆でその年月日や時間まで書き込んで、組み込んでいったとする。事実を織り込んだ想像の産物である。(聞きかじりだから正鵠は確言出来ないが、大正4年の大改築の時その書き付けが出て来たとある)

ともかくどんな小説なのか読んでみることにして、Amazonに6時に起きて注文する。動作はのろくても気は早いほうだから。今日中に送ると書いてあったがどうかな。

ついでに思い出したのだが、NHKが土曜ドラマで今放送している”遥かなる絆”は半年ぐらい前、中国新聞書評で見て、牡丹江など懐かしい地域での話だったので興味を持ち、すぐAmazonに原本”あの戦争から遠く離れて”を購入、数日にして熱中読み切った。凄い現実と感じたからだった。

今ドラマ化されて放送されているが、とても主人公の娘である城戸久枝さんの事実譚の迫力は出せてないと感ずる。
私は凄い本だと思っているが、同時代、同地方に生きた老人の単なる感傷にすぎないであろうか。

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