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2009年2月11日 (水)

自動車運転歴69年

昔の言葉で今日は紀元節だが、敗戦で皇統は維持されたが、国は外国の統治下に入ったので,一時的にしろ国が滅亡したことになって、紀元があいまいになってしまった。

そもそも神武天皇の建国そのものが,伝説であってはっきりしない上、壬申の乱や南北朝など、継続にも曖昧な点があって、科学的根拠を信奉する人民には受け入れ難くなってしまった。西暦などもその典型であって,世界の過半数はその始まりを信用しないのだが、なくすると被害が甚大だから信用したふりをしている。

まあ事実はともかく、宗教的信仰と同じく、数多くの人が信ずればそれでよく、少数派はついてゆくしかない。
民主主義の世の中だから当然である。
しかし、この事は嘘だったり,間違いだったりしているのだから、何時かは訂正されなくてはならないだろう。
どんな形で,訂正が行われるかみものである。
私の生きてるうちは無理だが、いっぺん地上が裂けるようなことでも起きると、いやでも変わるだろう。

午後も照ったり曇ったりするが,暖かで過ごしよい。
家内はどこかへ出て行く。足腰の鍛錬と心得てせっせと歩く。私と正反対である。
過去を振り返ってみても,一里の道を毎日通学した少年時代,兵隊として5年間過ごした戦争時代、これ以外に殊更に継続して歩き回ったことは私の記憶にない。だから疲労が溜まってなくて、足腰が丈夫なのだと私は思っている。

もっとも幼年時代に野球、学生時代に卓球を毎日やった経験はある。
しかしこれらは足腰鍛錬というより,精神力の陶冶に役立ったと思っている。生来気の弱い精神薄弱の子だったから。
だから技術優秀というところには到底近づけなかった。

今年は満89歳,数えの90歳である。足腰はどこも悪くない。ただ走るのは駄目だが,心臓がもう弱って薬を飲んでるくらいだから。自動車の運転は兵隊のとき最新鋭の自動車部隊に取られたお蔭で,爾来69年間乗り続けている。
歩くよりよほど得意である。

家から出る時は先ず歩く事はない。スーパーでも郵便局,お医者でも車で行く。
その都度、軍隊のお蔭だとあり難く思っている。

余談だが、私の運転教育はこちこちに凍結した山野から始まった、1941年1月満州の零下30度の気候風土の中で始まった。
足場がよくないと、まっすぐ走ってくれない。うっかりすると横滑りして窪地にはまってしまって脱出出来ない。坂発進では、後退して谷底に転落しそうになる。何度も何度も殴られながら、命がけの練習をした。
横滑りして車が横転するなどは今の人は知らないだろう。

東京の世田谷の学校に入学した半年間は、渋谷、代々木の都心を走らされた。物珍しく楽しい運転だった。
野戦に戻って、武漢から桂林、柳州まで数千キロを往復した。大部分は道なき道、あるいは山頂を伝って夜間ばかり走った。もちろん無灯火である。
老いて尚走る道は、ご存知の通り前を見るだけで足下を見る必要はない。楽すぎて話にならない。

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