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2009年1月 7日 (水)

夢か幻か草津の地蔵さん

家内がアルパークに行くというので付き合わされる。
私は電車でそこから草津まで行き、八幡宮にお参りする。暇人だから年賀参りの続きのつもりである。
厳島神社と同じ時期に出来たお宮らしく歴史は古い。
神武天皇が東征の途次軍船を浮かべた湊だと言われる、”いくさつ”が訛って草津になったという。
当時広島は太田川の河口の砂州であり、今日をしのぶよすがはなかった。
由緒ある物の本に見える話で見て来たようなうそではない。

80年も前に母に手を引かれ、草津の地を訪れたことがあった。
小学校の1年の2学期を病気で休学させられた。何の病気かはよくわからない。ただ病弱だったと親は言っていた。健康な子にしようと,腐心していた母は、ある日草津の地蔵さんが霊験あらたかだと聞いて私を連れて参った。宮島駅から電車に乗り,草津で降りて山道を歩いた。片道1里もあったろうか、行き交う人もかなり居た。お参りを済ませてもと来た道を引き返したことまでは覚えている。
しかしその後80年この地蔵さんの存在を誰に尋ねてもわからない。
広島に長年住んでいる友人までが、その存在を否定する。

今となっては夢か現かさだかではない。しかし山道をとぼとぼ歩いた感触、行き交う人の流れ、草津駅という記憶は未だに夢とは思われない。
この八幡様を間違えたかと今日訪ねたのだが、駅から2百米の道のり,まっすぐに登る193段の石段、まるで違う。
草津駅からの山道をお宮の境内の高さから探り見たが,思い出の山道は見当たらなかった。
やはり夢だったのだろうか。

弱った心臓のせいか,へとへとに疲れる。やっと家内と決めた落ち合う場所まで帰る。
自動車はいい、私には無くてはならぬ。
帰宅してすぐ眠る。

Img_1203
Kusatuhatiman

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