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2008年12月 2日 (火)

ベルリン.フィルの思い出

12月2日(火)晴
今日もよい天気のようだ。朝の気温3度無風。

書棚を整理していると、真っ黒い厚表紙の小冊子が転がり出て来た。よく見ると”ベルリナー フィルハーモニックス オルケステル”と読める。
1957と銀文字が入っている。ベルリン・フィル日本初公演のプログラムである。
本の間に広島公演の入場券が挟まっている。昭和32年11月13日公会堂となっている。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮の表示もある。
座席は"階下し33”

なつかしい。
日記帳を繰ってみると、この頃は先輩たちと百貨店建設を目論み奔走していた時でこの日も午前中設計者と打ち合わせをしたばかりの午後のひとときを割いて好きな音楽,しかも初来日というベルリンフィルの演奏会、なにを置いても馳せ参じたわけだったにちがいない。日記ではごく簡単に”広島公会堂でベルリンフィルハーモニーの演奏会(指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン)を聴く”とあるだけだが、丹念に日記を書く暇がなかったのだろう。
今思い起こしても、忙しい最中だったから。
ブラームスの交響曲第2番を曲調通り眠そうに目をつむってタクトを振るカラヤンの姿が浮かんでくる。

このプログラムの後記に昨年春ウイーン・フィルが来日し,今度はベルリン・フィルと2大オーケストラの来日だが、ウイーンは52人のメンバーだったが,今度は105人のフルメンバーだというドイツ政府支援の壮挙と記してある。
山田耕筰のドイツ音楽の『眞もの」を見いだせとの檄文も載っている。
もうあれから50年経っている。
戦後復興をかけて、国を挙げての期待の深さを感じた。

家内は昼前から友人の竹島さんと会うと云って広島に出かける。
今日もいい天気のまま日が暮れる。

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