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2008年8月29日 (金)

藤原義江のCD

8月29日(金)雨
朝5時、テラスを叩く凄い雨音に目を覚ます。驚いて窓を閉めて廻る。幸い風がなかったのでカーテンが湿気た程度。
深夜放送を付けっぱなし,夜中に鈴木文弥元アナの声を聞きながら寝込んでしまって、この始末。
全国が集中豪雨で荒れに荒れてる時だけに,この程度の豪雨は仕方がない。

深夜放送では我々ロートルのために、屢々昭和初頭の歌を聴かせてくれる。
中でも藤原義江の歌唱はいつ聴いても圧巻だ。古いシェラック・レコードにつきものの針音を除去して,綺麗な音で聞かしてくれる。それはいいのだが、音域が狭くなるのか普通の人声の様には聞こえない。諦めていたのだが,この度藤原義江のCDを購入した。

説明書に縷々復刻について解説が載っている。専門的なことはよく分からないが、QLY801型という再生プレイヤーが開発され、よりハイ・クオーリティな音が復刻されることになったのだそうだ。
実際にこのCDを聞いてみると、現代の歌手のCDと変わらない音色である。これあるかなとすっかり感心する。

遠い昔、昭和15年2月2日山口市公会堂で彼の音楽会が開かれたことがある。(福井文彦のピアノ伴奏)
その前年藤原歌劇団が創設され(昭和9年創設の東京オペラ・コンパニーが前身で改称)、オペラ・カルメンで評判をとり、人気絶頂に達した時期だったから、会場に入り切らぬ聴衆で息苦しい程だった.就中9割は女性と云う人気だった。

一番印象深かったのは,当時日本の評判を席巻していた映画「オーケストラの少女」のなかで歌われた「椿姫」の乾杯の歌を彼が絶唱したことである。ディアナ・ダービンの声は可愛いくて、美しかったが、藤原義江の声はダイナミックでこれが本物の歌だなと感じさせる素晴らしいものだった。

このCDにも搭載されているが、往時を偲ばせるに十分である。若き日の感傷がよくわかる。
他に鉾をおさめてや波浮の港、荒城の月、箱根八里などはいつ聞いても、他の追随を許さぬものである。

今日は当地も夜半からの雨が続いて、時に中休みしながら終日降り続く。
ダムが一息ついたかしら。
それにしても東海、関東地方の浸水騒ぎの大きさには驚かされる。一都市丸ごと池になるなど聞いたこともない。
豊臣秀吉が高松城を水攻めした故事はあるが、規模が違いそうだ。
もっともお隣の中国ではしょっちゅうだから、珍しくもなんでもないことだが、局地的集中豪雨が原因となるとやはり日本固有だろう。

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