« 宮島詣で | トップページ | 戦友三好君 »

2008年1月 9日 (水)

イワシ不足

1月9日(水)晴
毎日朝同じ様な春霞の夜明けがつづく。昨日より少し明るいがやはり島影は一つも見えない。

昼食に珍しくイワシの焼いたのが出される。最近珍しく何ヶ月ぶりだろう。ときどきさんまが食卓に上がるのだが,その都度イワシは無いのかというと、今ごろは売っていないのだと家内がいうので諦めてたのだが、ほんとに少ないのだろうか。庶民に取っては昔は魚と言えばイワシだった。安くて美味しくて,栄養豊富な欠かすことの出来ない食品だった。いつごろからこんなことになったのだろう。

終戦直後遅配欠配が続いた頃、神田駅前の闇市場で一匹5円の焼きたてのイワシをおかずに、飯だけ入れた弁当箱を開いて、立ち食いしたときの美味しさをいつまでも忘れることはできない。東京中央郵便局の3階にあった、連合軍のCCDに勤務していた,僅かな期間ではあったが、昼の休憩時間に神田まで往復して、イワシや進駐軍の残飯から作られたシチューを毎日食べてを過ごした帰還軍人の一人としての生活のわびしさが、鮮明に私の脳裏にこびりついている。

産経の「正論」欄に曽野綾子さんの「どこまで恵まれれば気が済む」が載っている。
引き算人生と曽野さんは言ってるが、その根幹は少子化にあるのではと思う。少なくて切磋琢磨の起きない社会環境の中では、未熟なまま成人して行く人々は、他人の事など考える基礎知識を持ち合せることができない。
切磋琢磨は同世代間でないと効果が薄い。親子とか先輩後輩とか世代が違うと先ず切磋琢磨は起きない。
自分だけが足りない部分だけを取り上げる。比較する材料は新聞テレビで否応無く見せつけられる。
引き算人生はこの日本ではいつまでも続くのではと悲しい。

午後配管掃除の会社の人が予定通りやってくる。水道の水の圧力を利用しての掃除を炊事場、洗面所,浴場そして外回りの水槽を順番にあっという間に済ませてしまう。料金は¥9240.

|

« 宮島詣で | トップページ | 戦友三好君 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/17631609

この記事へのトラックバック一覧です: イワシ不足:

« 宮島詣で | トップページ | 戦友三好君 »