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2008年1月31日 (木)

不思議な水

1月31日(木)曇
朝一番に岡本さんに電話して、EMXを10本注文する。
在庫してるというので、9時過ぎ出掛けてもらって来る。製品がバージョンアップされて、見かけも内容も少し変わったが、値段は変わらない。

水よりももっと無味無色な不思議な飲み物である。気は心で利くのかも知れない。
朝3度で普段より少し暖かい感じだったが、昼には日が照り始めて部屋の中は益々暖かい。

昔の日記を見ると、昭和16年(1941)の今日図們を通過して、満州国に入ったと記してある。
26日に宇品港を離れた軍用船がうろうろとどこを走っているのか分からないうちに、昨日朝ガリガリと氷を砕く音に目覚めて、デッキに上がってみると、小さな建設途中らしき港に入って行った。聞けば朝鮮の羅津だと答えが返った。
清津なら教科書にも出てくる朝鮮日本海側最大の港だから知ってはいたが、羅津は始めて聞く名だった。そこで軍用列車に積み込まれ、予想通りソ満国境に行くのだなとはっきり分かった。
軍用列車とは荷物貨車のことである。窓も無いし、座席も無い。筵が敷き詰めてあってごろ寝するだけの旅行である。

日記には軍の陣中日誌記載通り載せてるだけで、その時の実感は勿論無い。来る日も来る日ものろのろ走る列車のきしむ音を聞くだけで、ときどき停車してドアを開けてくれる。便所をしろ、飯を食えと命令が出る。飯は飯盒に分けて貰い、便所は近くの草むらを捜すのである。

どこまで連れて行くのかと思っていたが、三日目の昼頃野原のど真ん中でサー着いた皆下りろとドアが開放される。2月3日満州国密山県斐徳到着と記載されている。
列車は斐徳駅に着いたわけではない。駅を通り越して野原の真ん中であった。
平行した道路に沢山のトラックが我々を待機していた。

予め区分された通り、順番にトラックに乗せられ、ものの数分もかからぬうちに兵舎に運び込まれた。新兵さんの涙のラッパ廻しの生活が始まるわけである。

この頃の当地の気温は零下20度くらいだったろうか。勿論気合が入っているから寒さは感じなかったと思う。
遊びに行く所も無さそうだし、見えるは一面の荒野と点在する兵舎だけである。
内地で見ていた軍隊とあまりに違う環境に愕然としたというのがその時の実感であろう。

(地図の緑色の部分は湿地帯、密山=Mishan 、斐徳=Peide いずれも現在の地形です。ソ連は東方約40km)

Mishanpeide

午前中に三隅の土田君から電話がかかる。さざん会の事で水戸君から電話あった由で、一応下調べに新山口に行こうと云う。新山口駅で8日午後3時に落ち合う事になった。
近所のホテルに当ってみて予約することにする。
昨年よりまだ早くなるからせわしない事だ。大分先の6月20日の予定だからなあ。

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