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2007年10月20日 (土)

大佛次郎と藤澤周平

10月20日(土)曇
今朝は思わぬ朝起き遅刻となった。家内が8時前に具合でも悪くなったのではと心配して起こしに上がって来た。
昨夜毛布を添えて電気毛布のスイッチオンをして眠ったのが心地よかったせいらしい。
毎日乾癬の薬を塗って寝ることになっているので、一応丸裸になる。これが此の数日寒い。特に風呂に入れない昨晩は身体が冷えきり、ベッドを温めておかないとどうにも寒くて震えが止まらないことになる。
そうして準備がよかったせいに違いない。

別に何処かに出かける訳ではないので構わないのだが,家内がお茶の集いに出る準備があって定刻を守る都合があったようだ。

予報通り9時を過ぎた頃から青空になる。朝の気温はここのところ13、4度が続いている。暑からず寒からず絶好のシーズンだ。
ところが11時になると北から雨雲が張り出して来て急に暗くなる。やはり秋の空だ。
午前中に医者に行き腕の治療は終わる。足だけ来週へ持ち越し。

ふと思い出して、昭和52年に朝日新聞社が発刊した,文庫本の「天皇の世紀」(大佛次郎著)を古い書庫から引き出して来て読み始める。
何度読んだか覚えがないが、17冊もあるのだから、いつも飛ばし読みで、大筋を追うのに一生懸命で作者の意図に沿うものではなかった。今回は時間が余っているし、一字一字朗読しながら読もうと決意して取りかかった。

朗読というのが、深夜便で松平定知アナが藤沢周平の「蝉しぐれ」に始まって,今も「清左衛門残日録」を朗読しつづけているのだが、これが実にいい。これに啓発されて先般買って来た一連の藤沢周平の文庫本を自分で朗読を始めた。
最初は口が渇いてとても永くは続かなかったが,馴れて来ると調子が凄く良い。しかも趣意の理解もよい。
これだなと感得したわけだ。

同じ藤澤本では能がないので、最近また読みたくなった「天皇の世紀」にしたわけだ。
大佛次郎も文章は一流である。しかもこの著書の作者が生涯を賭けて遂に未完のまま終わった,歴史書以上の労作である。読めば読む程味のある本と云える。
だから死ぬ前にもう一度と云う気になった。しかも今度は朗読というわけ。

明治天皇の誕生の経緯から始まるのだが、並の作家の描き方ではない。
どこにそんな資料が埋まっていたのだろうかという程の検索振りである。
知らない言葉も多い。懐かしく思い出せる習慣も少なくない。
まあ楽しく読み進んで行くことにしたい。寿命が及ぶかどうか。

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