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2007年5月 7日 (月)

難病

5月7日(月)晴
昨夜遅くラジオで藤沢周平の「山桜」を長谷川アナの朗読でやっていた。寝付かれないで最後まで楽しく聞いた。
朗読もうまかったが、作品の筋立てがなによりいい。

今朝早く目覚める。なんだかやれやれといった感じである。休みが長く続くと何か便利が悪くて仕方がない。
ちょっと、郵便局、銀行、市役所へと思いついても今日は駄目だとがっかり。思いついたが吉日のその日暮らしの年寄りには、これが案外わずらわしい。
日頃一生懸命働いている若者たちの、ゴールデンウイークだから我慢しなければと反省する。

4月の花見旅行で疲れが出たか、食あたりか、体調も悪くなったが、例の乾癬がひどく癇症を起こして、寝ても覚めても痒いやら痛いやら何日も続いて参った。奥道後の温泉で熱すぎて刺激したのが原因の様に思えて仕方がない。
この2、3日やっと落ち着きを取り戻した感じである。

昨日ラジオで難病者の全国組織があって、その幹部の方の話が伝えられていた。何気なく聞いていると、乾癬もそのうちに入っている様だった。命に別状ないからと永年医者からなぐさめられ、仕事にも一時期歩けなくなった時以外差し障りは起きなかったので、何とか今日までことさら取り立てないで来たが、自由業の身だったから済んだのだが、勤め人だったらそうは行かなかっただろうと今幸運を抱きしめている。
原因もまだ分からず、的確な治療法もなく、それでいて患者数は世界には凄い数になるらしい。やはり難病と言われればそうなのかもしれない。

20年前急に足が痛くなり、関節がむくみ始めた時は訳が分からず驚き慌てた。外科医さんも注射で一時的に痛みを抑えるだけで、どうにもならなかった。手足の指の関節からどんどん変形して行った。
温泉に入ればと思って店を家内に任せ、1時間以上かかる山間の湯来温泉にも毎日通った。
医者もあちこち変えた。まるで効果がなかった。
市民病院で最近出た特効薬と言われて「チガソン」を連日2度3度と呑んだ。副作用も激しかったが、結果的にこれが変形を止めてくれたのだろう。もちろん曲がったままの指ではあったが、ピアノ弾きではないから大した障害はなかった。8ヶ月経って医者が止めた。
爾来何年に何度かこの薬にはお世話になって、やっと今日まで来た。時々変形が始まるからである。医者の言う通り生涯治癒することの無い病気ということである。毎月一度は医者通いが必要である。保険料も高くなったが、治療費はもっと高い。迷惑千万な老人だが死に関係ない病気というのが癪に障る。
全国にはもっともっと所謂難病患者がいる。私などがしゃしゃり出る幕はないし、出るつもりも無い。今が今まで難病とも思っていなかったしそれでいい。

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