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2007年2月 1日 (木)

老体の痛み

1年前の1月31日のブログを見ると、”往生への道”と題して手の不調を訴えている。
今年は今度は足がおかしい。右足の足首の外側から膝関節の外側に掛けて、しびれて感覚が鈍い。
格別痛むのではないが、隔靴掻痒の感があって、なんとも頼りない。
もう気づいてから3日くらいになるのだが、依然として変わらない。
やはり往生への道程かもしれない。
そう云えば去年は左手の指が痛かったのだが、今年は右の指が寝ている時鈍痛がしておかしかった。左手は何ともなくなったのだが。
生身の身体はいろいろ勝手に活動して、意志に反した痛みを感じたりするものかもしれない。
足のしびれが、さしあたりどう推移するか、見物だなと老人らしく高見の見物をしている毎日である。

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2007年2月 2日 (金)

日記から

書くことがないから、昨日の日記の中から拾う_________
2月1日(木)晴後曇夕方雪
快晴の朝。最近こんな日が多い。
今年は恐ろしく雪が少ないらしく、新潟県では1月中全然雪が降らなかったそうで、歴史上始めてのことらしい。
全国的に雪が少なく、スキー場はどこも大弱りらしい。
温暖化現象は限りなく続き、万物に思わぬ異変が生ずるかもしれない。何事も気づいたときは遅いと知るべきだ。

最近屁がよく出る。ときどき腹が痛くなったりする。そんな時決まって腹が張り、ガスの溜まった気配がするので腹をさすり、抑えると案の定ブブーと連続して放屁する。
問題は食物によるのだろうと推察している。最近家内が健康に良いからと云って植物類を沢山食わす。特に家内が好きなのがトマト、納豆、豆腐などである。時に山芋や得体の知れない輸入食品のネバネバしたものを蔵したものなど、食卓に載せる。嫌だけど仕方がない。
これが原因で発酵菌が増殖したのではないかと思う。腹の中は恐らく消化するための微細な菌類が大繁殖しているのではと思ったりする。時ならぬ時にぶぶと尻から奇音が飛び出る。
同じものを食ってるのだから、家内も同じ様に盛んに発声している。
植物園を一緒に歩いて居るときなど、思わぬ合奏が起きたりする。
ちょっと恥ずかしいから、苦笑するぐらいで終わるのだが。

夕方5時過ぎになって雪が降り始める

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2007年2月 3日 (土)

子供を生む器械

”子供生む器械”と云ったから、議会には出ない。大事な国政をずる休みする。
凡そこんなことが許されるのであろうか。
国民の負託を何と心得る。
嘘を言ったわけではない。”子供を産む器械を持つ動物”とでも言った方がよかったか。社民党の代議士は女を器械呼ばわりは許せないという。言論の府が一々言葉のあやまで捉えて文句をいう。その方が私には許せない。
物に例えようが、動物に例えようが、芸術的表現でうまく例えられているではないか。
昨今虚偽の報告をしたり、詐欺的行為をしたり、政財界の腐敗は甚だしい。国民はとっくに現状を見限っている。
宮崎の県知事選挙が良い例である。
本質の部分で勝負してもらいたい。ガキではないのだから。Toistone

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2007年2月 6日 (火)

初春の宮島

朝天気が良かったので急に思い立って宮島参拝を決行する。
やはり冬空の何でもない日なので、客足は少ない。
久しぶりに神社の回廊から始める。満潮を少し過ぎた時間帯だったが、海水は回廊の底すれすれに来ている。
白人の老夫婦が私達の後になり先になり、しきりに写真を撮りながら歩む。外人には特に珍しい光景なのであろう。
参拝を終えて、杜の宿に行き例によって名物のあなごめしを食う。
大元公園を久しぶりに上の方まで歩く。いつもながらもみの大木群に圧倒されながら。
先年の台風で倒された一部の樹木群も一応整理されてはいるが、そのまま放置され腐食するままになっている。大きな株だからどうにもならないのであろう。もったいないことだ。
これこそ今はやりのバイオ燃料にならないかと思ったりする。
冬を抜け切っていない山野には花は何もない。
山道を伝って、大聖院に参る。参詣を終わって百余段の石段を降りて、やたらに行き交う車の多い道路を、よろよろよけながら桟橋に向う。
時ならぬ暖かさに、身体が順応出来ないのかひどく疲れる。
連絡船では韓国からの若い女性軍にすっかり取り巻かれる。ちんぷんかんぷん何を言ってるのかわからない。
しかし表情だけは日本の女性と一向に変わらない。若さがぷんぷんする。眺めているだけで楽しくなった。Img_0267
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2007年2月 9日 (金)

さざん会第33回全国大会の件

今年始めてこの地区の同窓会を開く。といっても二人だけのであるが。
丁度雨模様だったが、私も彼も車だから問題はない。電話ではときどき元気かと声を掛け合ってはいるのだが、やはり元気な実物を見るのは懐かしくて嬉しい。

食はもう歳相応に細い。
話すことも、声ばかり大きくて取り留めがない。
得てして去って行った友の事が主題となる。
2時間あっという間に過ぎる。

あらかじめ予定していたこのホテルの宴会担当のお嬢さんを呼び出して面会を申し込む。
別室に招かれて、今年のわが同窓会第33回全国大会の件でいろいろ話し合う。
全国と言っても予定人員10名ほどの同窓会だけど、段取りは人数に関係なく、また更に2時間を費やす。
結局6月6日(水)の夕刻から開催することに決定、宿泊の部屋も確保することができた。
まだ3月ある。牛歩に似た足取りで進めたい。
(写真は会場に決めたホテルグランビア広島)Img429

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2007年2月10日 (土)

さざん会会員諸兄集合

会友諸兄!
お元気ですか。
例年通りさざん会を開きたいと思っています。
今度の第33回全国大会は広島の番ですので、少し急ぎ過ぎかもしれませんが来る6月6日(水)の午後6時から「ホテルグランヴィア広島」で行うことに決めました。
広島駅に隣接したホテルですので、交通には至便の場所です。新幹線口(北口)から出て直ぐ前の21階建てのホテルです。
もう来年がわからない年齢になりましたので、最後と思って奮ってご参加ください。

出席の可否に付いてはハガキにてご回答ください。一応全員シングルを予定しておりますが、同伴者があるお方はツインに変更手続きを取りますので、併せてお知らせください。
会費は一応¥25000.以内に設定しております。
尚ハガキの余白に近況を出来るだけお書きください。会友全般に報告致したく存じますので。

回答期限は一応3月末と致しますが、決定が難しい方は最終4月末といたします。
出席予定者には5月中には、部屋割り、式次第、料金など、詳細をご案内する予定です。
なを直前の5月末には出席予定者のみに電話にて確認させていただきますので、左様ご承知ください。

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2007年2月11日 (日)

今日の日記の冒頭

昔の紀元節(今は建国記念日という)。
今は誇りもなにもない。味気ないことおびただしい。
国旗を出してるのはたった1軒か。大和民族はどこへ行くのか。
ユダヤでも建国にしがみついているのに。
アジアやアフリカに独立国が沢山出来た。
よもや日本民族が火をつけたことを忘れはすまいな。

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2007年2月12日 (月)

少子化奨励

もう春になったのだから暖冬というのはおかしいかもしれないが、結局暦上の冬ははっきり暖冬で終わった。
雪も降らなかった地方も多く、天候異変の声は全国に満ちている。
地球温暖化ははっきりして来た。対策は今直ぐ講じても遅いかもしれない。
自然の成り行き任せは、いづれ人類の滅亡に近づくことになりそうだ。
案外そう遠くないかもしれない。1、2世紀のスパンでけじめがつきそうだ。
一旦どこかで原爆破裂が起きればもっと早くなるだろう。
孫子が可哀想だ。これからはやはり少子化を奨励すべきかもしれない。
(写真は講談社「昭和二万日の全記録」からコピー)
Nankaijisin

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2007年2月13日 (火)

空の汚染

午後ぼんやりと青空を眺めていると、つつーと白い航跡が左から右へ走る。先端の機影は見えない。
驚く程早く西空へ貫く。いつまでも航跡はもやもやと広がりながら残る。
気がつくと5本も航跡がぼんやりと筋を引いている。毎日沢山の飛行機が飛んでいるのだから頷けることなのに、普段は気づくこともない。
心なしか青空がうすぼんやりとガスめいていかにも濁って来た様に感ずる。雲か霞と単純に考えていたが、これも人類が出す空中のゴミかもしれない。環境汚染は地上だけとは限らないのだ。Hikokumo

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2007年2月14日 (水)

今日の日記から

2月14日(水)雨
8時過ぎ寝過ぎて家内に起こされる。外はざあざあ降りの雨、寒暖計は14度をさしている。
いつまでも変調はつづく。
朝東京の次女と家内が暫く電話で話す。私は側で聞く。二人の娘の一応の筋道が決まって安心の様子だ。
二人とももう1校ずつ試験を残しているが、どうやら現在決まっている方向で行くらしい。
ともあれこちらも一安心である。春休みに帰って来て明るい顔を見せてくれるのが楽しみである。
雨は午後には上がる。大風が吹くと言われていたが、当地は比較的穏やかで良かった。広島県は春一番が吹いたと公式発表があった。
さざん会の欠席通知が山口の田中真友君から一番乗りで届く。相変わらず奇行の持ち主らしい。リハビリしながらなんとか元気に息をしているらしい。

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2007年2月15日 (木)

2月15日

2月15日(木)快晴
朝一番に税務署に行き、所得税の納税申告を済ます。4月に銀行預金から引き落とされることとなる。
年々税負担や保険料負担が多くなる。年金だけの収入だから、生活を切り詰めざるを得ない。
だが昔私と同じ年齢の老人が過労働に疲れ果てて、ぼろぼろの身をせんべい布団にくるまり、粗衣粗食のあてがいぶちで、いつの間にかこの世から消え去って行った有様を数多く見て育ったことを憶うと、雲泥の差の現世の有り難さを感じないわけには行かない。

殆ど終日雲が見えない青空。我が家の湿度計は22%を表示している。
もう完全な春の気配で外の空気も気持ちよい。
今日は飛行機雲は一本も見えない。その理由は私にはわからない。
北国では荒れ模様の天気だと聞く。同じ日本でこの格差は大きい。恵まれた地域に生まれ住むこの幸福を思わずにはいられない。

耳鳴りがいつになく激しい。ほろほろと揺らぐ様に脳天に響く。
右足のしびれもいつまでもとれない。このまま感覚が麻痺して行くのだろう。
もう先は見えて来た。良いお参りでありますように。

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2007年2月16日 (金)

チチヤスの梅

午後チチヤスの梅林を訪れる。
折からの暖冬を反映してか、満開を通り越してかなりの花びらが地上に散乱している。
それでも数組の見物客と会釈しながら交錯する。
先日の新聞で中国新聞が一帯を購入して手を加える風である。荒廃した現況をかねてから気遣っていたわたしなど、期待半分に喝采を送りたい気持ちである。

桜も良いが梅もまた好し。春に先駆けて、寒さを押しやる心意気が良い。
もう少し力を入れれば、水戸の偕楽園に劣らぬものには直ぐなると思う。地積も充分だから。

松岡正信君と鈴川金三郎君がさざん会の返事を呉れる。鈴川は依然体調悪く欠席だが、松岡君は奥さん同伴で出席とのこと。

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2007年2月17日 (土)

2月17日(土)

2月17日(土)雨
予報通り朝から雨がしょぼしょぼと降り続く。
従って気温も上がることはない。寝るのが一番なのだが寝てばかりもなにか味気ない。
起き出して古い日記などを読んだりする。

以前読んだことのある尾張藩の元禄時代の御畳奉行の日記を思い出す。
この男のお役目がら綴られた、執念とも云える丁寧な日記は当時の世相が浮かび上がって、面白いだけでなく手広い文化価値のある記録といえたが、私の日記などは独りよがりのいわばせんずりみたいなもので、価値の何もない紙くずにすぎないが、この退屈な毎日を消化するには仕方のない生きざまなのである。

一昨日所得税の申告に出かけたが、年金以外に収入の何もないあっさりしたもので、支出も法定のものだけで、寄付もしなければ、入院など特別な費用もまるでない、こちらもあっさりして余分に書く所は何もない。
予め記入した申告書に受付印を貰うだけだから楽なものだ。
普段余分な収入にどっぷりと埋もれた生活をしている人たちを横目に一瞬のうちに済ませて帰って来る。

いささか情けない独りよがりだが、明日にも棺桶に入る老人にはちょうど良い仕事だろう。
この日本国に生かしてもらっているという意識を改めて感ずる一瞬とも云える。
この楽な所が幸せのバロメーターといえるのだろうか。

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2007年2月18日 (日)

昨日から今朝へ

家内がやっとその気になって、マーマレードの製造に着手する。私も手伝って夏蜜柑の実を剥く。
10個ばかりを剥くと大きなボールに半分以上になる。
昼過ぎまで掛かって煮詰め、美味しいマーマレードが大きな深鍋に半分くらい出来上がる。
流石に手製である。おいしさこの上なし。三月は優に持つだろう。いやせっせと食べるだろうからそんなには持たないかな。

石本一之君が座骨神経痛でさざん会に来れないと言って来る。奥さんも入院中とのこと。

2月18日(日)曇
雨は夜の間に止んだが、どんよりと空は一面の灰色。太陽もちょっと顔を出せない。
朝9時からのハイヴィジョンでハノーバーの大植英次がブラームスの一番を演奏しているのを見る。
例によって派手なジェスチュアと百面相を交えてタクトを振るっている。譜面なしの指揮台いっぱいに踊っているようである。見ていて楽しくなる。
音楽はブラームスだし悪いわけがない。
最初に彼の得意なワーグナーのタンホイザーも入っていた。

お昼前家内の買い出しの運転手で出かける。
帰って来て少し頭がふらふらする。正常ではなさそうだ。
急に動いたわけではないのだが。もう寿命かな。

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2007年2月19日 (月)

2月19日(月)

いい天気になる。
家内はもう一番年上になり、立ち居がだんだん難しくなったから、クラブを止めなくてはと言いながらも、いそいそとお茶に出かける。元気の秘訣の様にも見えるから止めるなと心で思いながら送り出す。
炊飯の準備はしてあるから、スイッチボタンを押すだけが私の役目。
全く申し分無い我が家の女王様である。
1時になったから、一人で食事を済ます。
暫くして帰宅した家内は”食事はすんだ”と部屋に顔を出す。
仲間の一人が食事を用意して来たのでよばれたという。
待たないでよかった、感が当たった。
四月にはまた今年も桜祭に出ることになったという。やれやれ!

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2007年2月20日 (火)

2月20日(火)

2月20日(火)晴
今朝も快晴。内海は暖気にモヤって島影は何一つ見えず。只一つ宮島弥山は雲上に突出す。

畠中君がハガキ一面にこまごま消息を書き綴って、果ては表まではみ出して「さざん会」出席の返信を寄越す。
吉屋君も同じ様にハガキ一面に端正に仕切りを入れて詳細に消息を書いてくれる。こちらは奥さんが養護老人ホームに入り、単身生活中とある。随分不自由なことだろう。昨年は失礼したが今年は是非出席したいとの返事である。

私の部屋は終日日が射し込み暑くてたまらない。なんと贅沢な悩みだろう。
おかげで益々長生きすることになるかも知れない。
おまけにマメな様に家内は最近ちょくちょく煮豆を作ったり、納豆など豆類をよく食わしてくれるから。

瀬戸内海の海水は夕方までしっかり蒸発を続けているらしくモヤは未だに消えない。
片方ではお隣さんの梅が塀越しに奇麗に咲き誇って美しい。Img_0292ume
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2007年2月21日 (水)

2月21日(水)

2月21日(水)快晴
好天気が続く。
東京の上の孫娘の大学受験が2校とも合格したと伝えて来る。
下の方は一校に既に推薦入学が決まっているが、もう一校近く入試を控えている。
ついでに合格してもらって、防府の天満宮に満点のお礼参りに出かけられると喜びこの上ないのだが。
お宮の梅林も今満開の情報が入っている。ついでにと欲張っては怒られるかな。毎日暖かいのでどうなることか。

さざん会の方は今日は変化なし。二月末現在の会員全員に対する中間報告は準備完了して待機中。
Hoyokai

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2007年2月23日 (金)

テレビの録画

2月23日(金)晴れたり曇ったり
夜半に少し降ったのだろうが、今朝は露玉を樹葉に残して、空はうす雲に閉ざされてはいるが雨の気配はない。気温も9度と驚く程高い。

早く目覚めたので早朝暗いうちから、ビデオのダビングに精を出す。2、3日前DVDレコーダーに録画した映画や特集番組をLPで録画しておいたので、DVD-R1枚に4時間分ダビング出来る。小1時間足らずで出来るので起き掛けにさっと終わる。
ここのところ毎日NHK-BSがアカデミー賞番組を放送しているので、それをDVDに録画することにして、あれこれ工夫しているわけ。長時間映画でも少し質を落とせば1枚に収まるので楽である。
テープに撮るよりは安直で良い。
デジタル放送が多くなり再録出来なくなるので、今を置いてチャンスが無くなると見ているのだがどうだろうか。
もちろんこんなのに興味を持たない人には、何事でも一緒で馬の耳に念仏だが。

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2007年2月24日 (土)

老人だけの天国か?

今から7年も前、パソコン通信のあるフォーラムに書き送ったことだが、同じ様なことが日々の暮らしに再現している。
やっと春らしい日が続くようになった。日当たりの好い私の部屋は正にこの世の極楽だろう。
散歩はおろか買い物のお手伝いにも出ずにじっとしていたい。
宮島の連峰、大黒神、那沙美、能美の島々、前面に横たう景色を飽かず眺め暮らす生活も満更捨てたものではない。
たまにこの部屋を訪れる、身内のものなど、良い景色だなあと感嘆する。
それほどにも思わないが、独り占めするには惜しい気がしないでもない。

生き残りはしたが、戦争で身も心も先祖の遺産も潰廃尽くして、戦後全く新しく出発し直しても、世の荒い波風は治まりそうにはなく、故郷を離れて転々とし、貧苦のどん底に喘ぎ、家族も巻き添えにして、只生きて行くだけの道のりを永い間辿った。

しかし終わりよければ全て良しで、このまま卒然と人生が終われれば全く云うことはない。
僅かな数の、子供や孫のことなど、気にならないと云えば嘘になるが、私の過去を思えば、幸福の度合いに天と地程の差がある。心配などすると余計なことだと誰かに怒鳴られそうである。

ふるさとの家を失い先祖の墓へは帰れないので、改めて自分の為に二十数年前28万円で町立墓地の一画を確保した。
4年前保険金が期日満期で思わぬ時に入って来たので、百万円掛けて自分の墓を建てた。
家を継ぐものは誰もいないだけに私と妻が入るためのものだ。弔うものがいなくなったときは、草蒸して市のご厄介になるわけだが、公共の永代墓地だけに一応は安心してよさそうだ。尤も死んだ後の事などどうでもよいのだが。

住む家以外に何もないのだから、ひと様のような資産がひとりでに生んでくれる様な利得は何もない。もっぱら年金だけの暮らしである。税金や掛かりはどんどん上がっているが、根こそぎ持って行かれるわけではないから、これまた心配することはない。怖いのは天変地異ぐらいだが、これは私らだけが蒙ることもないだろうから、憂慮の埒外である。
昔はこんな生き方があるとは、想像もしたことはなかった。
老いると待っているものは、世間から嫌われて、無気力に枯れ葉のごとく朽ちて行く。
祖父母や近隣の老人の姿を見慣れて、それが人生の成れの果てと真剣に思い悟っていたものだった。

ほんとに好き時代である。
しかし老人が増え過ぎ、若い者の負担が急増して、先行きを懸念する声が沸騰している。
私たち世代だけの好運かも知れないがと、ひそかに若い人たちへの感謝と引け目を感じながら生きていると云えば、言い過ぎだろうか。
Haka3

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2007年2月25日 (日)

おいぼれのささやかな願い

2月25日(日)曇
昨夜は昨年中にビデオカメラ撮りしたムービーの中から、まとめて1時間半のDVDを作る。大方一晩中かかった。6時頃目覚めて見たら終わっていたので、正確な所は何時間かかったかわからない。
真意は3月の終に次女が孫たちを連れて久しぶりに帰って来るので、記念にやるつもりなのである。もちろん彼女らの写った部分が主に入れてある。九州に旅したり、小田原で逢ったり、信州にリンゴ取りに出かけたり、いろいろ想い出があった。
孫らも懐かしいだろう。東京に住んでいるのだから見せてやる機会はなかなかない。今回は良いチャンスだ。
進学の願いの叶った喜びの彼女らに、この上ない私からの贈り物のつもりなのだが、果たしてその願いが通ずるだろうか。

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2007年2月26日 (月)

2月26日(月)


朝3度と肌寒い。
スキー場はどこも雪不足で、まともな営業を行った所はないらしい。早くも閉鎖した所がテレビなどで伝えられている。
札幌の雪祭りも雪をかき集めたりしてやっと先日幕を下ろしたが、今ノルディック世界選手権をやっているが、これも雪を集めるのに苦労したらしい。
老人は暖冬に過ぎたことで寿命が延びておめでたいのかもしれない。

岡山の山田君がさざん会出席を云うて来る。消息は空欄のまま、彼らしく今更なにをと言いたげに。
日が暮れるまでたっぷり日光を浴びて過ごす。日中はもう暑いと言った方がいいようだ。
娘らが相談して来月末には尾道と琴平に泊まりがけで馳走してくれるそうな。有り難いことだ。

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2007年2月27日 (火)

さざん会出足快調

2月27日(火)晴後曇
日が陰ることが多く、少し寒い一日になった。
昼過ぎの配達で、さざん会会友のハガキが3名届く。
いつも不自由な身体で杖に寄りかかりながら出席してくれる浜井君が、昨年はとうとう出て来なかったが今年は押して出るといってくる。感激!
月岡君は整形外科的な故障とあるが、やはり人並みに足腰が不自由と思われる。
志治君は年相応の体力で遠出を控えているとのこと、精神的に快活な彼のことくじけてるとは思えないがどうしたことだろう。同じクラスだったこの二人是非会いたかったのに欠席とは残念である。
志治君は添え書きに『セラム島からシンガポールに転進中、零戦がB24に体当たりしたのを目撃した」とあり、中支戦線で手紙を受け取った時松山の聯隊へ入隊して訓練をうけているとあったので、そのまま内地でぬくぬくと終戦を迎えたものと思っていたが、やはり彼も最後は南方で戦っていたとわかり驚く。

少し早過ぎる案内だったので、忘れられるかなと心配だったのだがどうやら杞憂に終わりそうだ。
もう明日がないとの思いは、私一人ではなさそうだ。
現在8名出席が確定した。後三月を残している。予定の10名を超えることはもう間違いなさそうだ。心躍る毎日である。
明日一日待って、2月一杯のさざん会出欠席の結果を整理し、ハガキで全員に報告するつもりだ。残りの会員の出席を促す意味もある。
私の一生を通じてこれほどの大任を担うことはもうないだろうから、悔いの残らぬよう責務を果たしたい。

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2007年2月28日 (水)

さざん会中間報告

2月28日(水)晴
今日家内は桜祭の準備があるとかで、松浦さんと出かける。
天気が良いので幸せだ。とうとう暖冬のまま如月も終わる。
1936年早朝雪をかき分けて、帝都を震撼させた第1師団のクーデターが思い出される。2月といえば酷寒の真っ最中だった。
天候異変はもう紛れもない。二酸化炭素対策もオゾン対策ももう手遅れとしかいいようがない。南洋の小さな島々のあるものは数年足らずで水没してしまうのか。哀れなことである。
夜さざん会の中間報告のハガキを印刷する。私を除けば31名ということになる。
今ごろはハガキも光沢があって特に写真は奇麗にできる。

Sazankai1

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