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2007年1月24日 (水)

映画「硫黄島からの手紙」

今日家内がお茶会で提供した茶碗を取りに行く用事があって、ついでに映画を見る事になり、「硫黄島からの手紙」というのを3時間近く見る。
イーストウッド監督の作品だけあって、迫力は満点。音響効果の凄さには全く恐れ入る。
ただ残念ながらドラマそのものは、現実に戦場を体験したものにはうそが多すぎて、作り方に工夫が欲しかった。
硫黄島戦記など読むと、飢餓と水に苦しむ状況が詳しく伝えられているが、映画ではそこらあたりはほとんど捉えられていなかった。兵隊たちも皆元気で、やせ衰えて飢えに苦しむ姿などどこにもなかった。
一番楽な戦場だったといわれる、中支でも飢えや疫病で苦しみ、正に死なんとしている兵や、すでに息絶えている兵を無数に路傍に見捨てながら進軍したことを思うと、甘すぎて話にならない。
下手をすると戦争賛美に繋がりかねないことを怖れるものである。
所詮映画は娯楽が本来のあり方だから仕方がないが、アカデミー賞などとはやし立てない方がいいのではと思った。

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