« 菊作り名人のお隣さん | トップページ | 奇想天外 »

2006年11月 1日 (水)

スチーブンソンと吉田寅次郎

深夜放送を聞いていると、今朝の午前零時に終わったのだから,正確に言えば昨夜遅く作家吉田みどりの「スチーブンソンと吉田寅次郎」という話があった。
ちょっと場違いな話だなと思ったので、聞き耳を立てた。
ロバート・ルイス・スチーブンソンとは宝島やジーキル博士とハイドなどを書いたイギリスの作家である。
この作家が吉田松陰について書き、その書物によって広く海外に喧伝されることになったと聞き驚いた。

旧萩藩士の一人正木退蔵という人が、依頼を受けて東京帝大の教師を捜して、エジンバラ大学に行ったとき、スチーブンソンを紹介され、吉田松陰の事蹟に付き熱っぽく話したらしいというのである。
彼正木は13歳で松下村塾に学んでいた。後日大村益次郎の薫陶を受け、英国留学を果たしたりした学者らしい。

私は30年ぐらい前、「異人のみた吉田松陰」という書籍を買って未だに所持している。
ペリーの日本遠征記に出て来る吉田松陰の事が知りたくて購入した覚えがある。
密航を失敗した松蔭の日本側の話は数多く残されている。相手である米国側ではどのように受け取っていたか興味があった。
うかつにもこの本の最初のページにスチーブンソンの翻訳が載せてあることに気づかなかったというか、軽く読み流したらしい。
この本の訳者は島幸子となっている。
今その本を出して読むと、スチーブンソンが異常な程松陰の行為を激賞している。

ここに記されたスチーブンソンの言葉自体も熱烈口角泡を飛ばすものと言えよう。正木退蔵の話に余程感激したものであろう。
松陰の行動は外国人のこの文豪すらも奮い立たさずには置かなかった。Img_1395

|

« 菊作り名人のお隣さん | トップページ | 奇想天外 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/12511879

この記事へのトラックバック一覧です: スチーブンソンと吉田寅次郎:

« 菊作り名人のお隣さん | トップページ | 奇想天外 »