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2006年9月12日 (火)

旧友

横山君とリーガロイヤルホテルで会い6階のなにわで食事をする。
遠方よりでなくても又たのしからずやである。
あらかじめ打ち合わせての会合だから、用意した話題をぶっつける。
最近は家に居て、もっぱら家内の話を聞くだけの生活だから、声帯が固化したのか、かすれてまともには声が出ない。
えーっ、えーっ、と耳を差し出して来る彼に、自然に大きな声になる。
時々隣客に気を使ってこうべを回しながら。

十人近く居た同級生も、可部の福永君と我々3人だけになった。
福永君はガンで腸の一部を除去して以来、なかなか会うこともできない。時間のかかる外出は困難なのだから仕方がない。
生前葬や献体のことを話すとそんな話ははじめてだと驚く。
おれが死んだら、何にも知らさないだろうから、怒らないでほしいと懇願する。
十年先にまだ長生きしてたらどうするんだというから、生ける屍になってじっとしとるよと答える。
情けないなと応じて来る。

葬式を済まして、いつまでもぴんぴんしていたんでは、なるほど困るなと考え込む。
ある愚かな男の「笑い話」になるかもしれない。

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