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2006年8月22日 (火)

夏の甲子園

戦前私の中学生時代には中京商業対明石中学の確か延長25回というのがあった。中京は吉田、明石は楠本、中田の好投が相譲らぬ一戦にした。確か4,5時間かかったのではるまいか。これは私の記憶では決勝ではなかった。結局中京が勝って、その年の優勝を決めたと思う。
何しろ70年も前の事だから定かではない。

決勝で再試合を演じたのは、報道にもあるように松山商業と三沢高校である。延長戦が18回に制限されたため、翌日再試合ということだった。これは結局27回戦って優勝を決めた。
これは井上、太田の二人の投手の投げ合いだった。予想もしなかった三沢高校が、太田の力投でとうとう決勝に進出、松山商業を最後まで苦しめたのは圧巻だった。太田はその後プロ野球でも活躍することになった。

そして今度の早稲田実業対駒大苫小牧高校で、合計24回の対戦だった。これも殆ど斉藤、田中の両投手の激闘といえたが、田中を温存した駒大の作戦ミスで1点先取されたことが、あとあと響いた。
エースの耐久力が最後にものをいった。

それにしてもホームランの大量生産に驚く。試合数が格段に増えた現今では、データを云々しても仕方がないが、問題はバットが金属になり、その品質も大いに影響しているのだろうから、これまたこれをもって全体を推し量るわけに行かない。ただ劇的効果ばかりふえて、緻密な戦いが少なくなった気がする。将来的に良いか悪いか十分検討すべき課題が生まれたというべきではあるまいか。

それにしてもこれらの偉大な実績を経験的に知っている私は凄く幸福である。一喜一憂した若き日の思いが、昨日の決勝戦でますます増幅した感じがして仕方がない。
(写真は明石ー中京戦のスコアボード〜NHK昭和の記録より)
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