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2006年7月16日 (日)

友が恋しい


格別死に繋がる様な持病はないのだが、自分では生きるつもりでいても、いつお呼びが掛かるか分からないのが人の命である。
心臓は格段に衰えている。これは少し急ぐとすぐ息切れするからわかる。
いつポクッといくか、もっともこれが一番望ましい死に方なのだが。

残念ながら私には女の友達がいない。強いてあげれば昔デパートをやった時手伝ってもらった、小学校の同級生が二人居る。一人は一緒に経営した同僚の奥さんである。先年主人が脳溢血で急死した。だから現在は未亡人である。
ちょっとは気になる事があるのか、いつだったか私の夢を見たから、具合でも悪くなったのではと電話して来た。
同じ年だから86歳、いくらか気にしてくれてるらしい、有り難い事だ。
もう一人はデパートの婦人服部の指導援助をしてくれた、洋裁学校の院長である。まだ現役で頑張っているようだ。
先年自分史を一人息子が製本してくれたといって贈ってくれた。
戦中戦後は主人を早く亡くし、やはり並でない苦労をして来たようだ。
年賀状程度はやりとりがあるが、親友という程ではないだろう。

ブログに連載している『忘れ得ぬ人々」の殆どは男の友達だ。
友達には随分恵まれていたと自負している。ブログに書いた友はすでにこの世にいないものばかりだが、今も生きて交際をつづけているものも、数人居る。
折々電話やハガキ程度で交信しているが、もう行動はまったく不自由になった。
ここから7、8キロの所に居るもっとも親しい友人が、最近まで40日入院していた。一応退院出来たので自宅療養しているのだが、昨日一度私のうちに来たいと電話して来た。
駅まで迎えに行くから知らせよというと「いや、タクシーでゆくよ」という。

数年前までは他の友達も誘って年には数回も会食したりした。これらの友人も一人減り,二人減りして、残るものも行動不如意となって、出会う事も難しくなった。
今年は前記の友人と一度会食した。それ以外は誰にも会わないで暮らしている。
友が恋しい。昨今無性に恋しい。
今年の同窓会もどうなってるのかと一人で騒いでいる始末。秋にやると言ってはきたが。

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