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2006年4月21日 (金)

無駄な人生

最近のNHK-FMの音楽番組が少し変わったなと感じている。
今まで聞いたことがない曲が数多く組まれている。
現代曲とか新人の曲というのではない。百年、二百年前の作曲に関わる曲も多い。よく知られている作曲者のものも勿論だが、私から見れば無名の作家の曲も次から次へと登場する。
だから最近は連日の如く録音することになる。

一方でコンポーネントで聞きながら、気に入ったものをチューナーから直接パソコンに取り込んで、適当に組み合わせてCDに焼くというわけである。
この2年ぐらいの間にCDが5百枚を超えた。勿論その都度目録に載せて、整理は同時的に進めている。

が、ふと思うことがある。
こんなことをして、後に誰に聞かすつもりかということである。ただ作っておいても聞くものが居なければ、ゴミになるだけである。

私には一種の収集癖みたいなものがあって、先に音楽カセットを20年かかって、1000枚以上こしらえた。
又ビデオカセットも1000枚近くなっている。最初の頃はよく聴き、よく見たりした。
自動車を連日運転していたので、聞くのはいつも音楽カセットであった。
個人店舗にも自作のスピーカーを置いて客に無理矢理聞かせた。

が、ビデオの方は殆ど役に立っていない。殆ど3倍速だから凄い時間数である。死ぬまで毎日一日中見ても当然見切れないだろう。

先般の広響の定期演奏会に行った時、プログラムなどのチラシの中に、私と同じ様に録音したカセットやCDや昔のリール式テープなど凄い量のものを10万円で売りたいと広告していた人があったが、そんな方法もあるのかなと不謹慎ながら笑ってしまった。

今は私も若くない。死の直前である。私が利用しないのなら全く無意味の行為ではないか。
でも新鮮な曲、新鮮な演奏があれば繰り返し聞きたいのである。それには無駄でもCDにして置かなければ、二度は聞けない。
やはり無駄になっても私が生きてる以上は、録音する以外に2度3度聞く方法はないわけなのだから、後はゴミになっても仕方がないか。

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