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2006年3月26日 (日)

思いがけぬ行楽

昨日は婿の好意で思いがけない行楽ができた。
朝突然娘から天気が良いので、柳井方面に遊びに行くが一緒に行かないかと電話がかかる。
格別予定も無いのでOKする。
1時間ぐらいしてやって来た車に乗せてもらい、高速道路に入る。

玖珂ICで下りるというので、家内が15年前に病気でなくなった直ぐ下の妹の墓が近くにあるので、お参りして行きたいと言い出す。亡くなってから未だ3度しかお参りしていない便利の悪い山中の墓である。
それではと最寄りのスーパーでお花やお添え物を買って、国道から別れて車一台やっとの村道に入る.約3キロも行った所で車を置き、私の案内で山登りにかかる。

案外分かれ道の多い、人一人がやっとの道幅で、2、3カ所滑りやすい急坂もある。山道は雨であちこち流されて窪みが出来、沢山の土嚢で補修されてはいるが、その付近の僅かな部落民の力だけではどうしょうもない所である。
4、5百メートルも登った山腹の墓地の一番上に妹の家族の墓があった。
久しぶりのお参りだったが、彼岸明けの今日だけに供花などまだ新しい。

帰りは行きよりも気を使う。こんな墓地ではこの先遺族は大変だなと、思いを噛み締めながら下りる。

平生のしょうじという変わった食堂でおいしい昼食をご馳走になり、柳井の余田臥竜梅に案内される。既に先年枯死し、根元から切られて残木が散らばっている状況である。枝から発生した小梅が十数本点在している。花は殆ど散り、段々畠に僅かに手を加えた見せ物仕立てで、来客はもう一組しか見られぬ寂しさだった。

光の伊藤記念館に廻る。一昨年5月新聞で新館が完成した記事を読み、一人で見学した経験があるのだが、家内は始めてである。よく整備されていた。博文の生家林家の古い藁葺き屋根の家は、私の幼年時代にはよく見かけた農村の家屋そのもので大変なつかしい。改めて中へ入り込んで眺める。

高杉晋作の赤間関挙兵に只一人部下90名を率いて参加し、維新回天に重要な役割を担ったことは、忘れ得ぬ功績である。松蔭の教えを守り、世界に目を開き国の進展に尽くしたことは、国民のよく知る所である。
ハルピンで安重根に撃たれて落命したが、彼の死が日本の軍国志向に拍車をかけ、第二次世界大戦への暴走を思う時、彼若し死せざりしかばと、歴史の重みををつくづく感ずる次第である。morihuji_tomb garyubai hayasi

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