« 不惑の歳 | トップページ | 吉野山 »

2006年3月30日 (木)

還暦の歳

昨日私の不惑であるべき歳40歳の迷いについて書いたが、今日は還暦の歳に付いて書いてみよう。
1980年ということになるのだが、正月早々店の家主から、この家の下の土地の内の約半分が他人に持ち分登記されており、その人の高額の借金の抵当になっていて、立ち退きを迫られているとのことで、店を退けて貰わないといけないかもしれないので覚悟しておいてくれという。
寝耳に水とはこんなことを言うのだろうが、この店を借りて11年目でここを本店に中国、九州に店舗網を張り、順調に行ってる最中の話だけに、驚いた。
が、こんな話はよくあるし、私も過去にこの種の裁判に沢山関わった経験があるので、まあ慌てなさんな、私も迷惑にならないよう抵抗しますからと家主を宥めた。
内容証明郵便とかいろいろ督促は受けられたようだが、結局裁判までは行かず、いつの間にかそのままになってしまった。

この年は長女が勤め先の出産休暇が明けて職場に復帰し、これ又正月早々その赤ちゃんを家内が見てやることになり、始めての孫で慣れないことでもあり、こちらも仕事をしながらのことで、おんぶにだっこに流石に忙しかった。私は別に友人の会社の役員をしており、実務も持っていたので店は家内任せになっていたし大変だった。
交通事故に遭ったり、懇意な先の死去2件、甥の結婚、知人の結婚媒介、その上実母が脳梗塞の後遺症で療養中だったり、もう還暦などと喜んでは居れなかった。

日記帳の中身は次々とめまぐるしく用件が羅列し読むのも煩わしい程である。
年末には私が役員をしている会社の本社ビルの新築を私の中学時代の友人の会社に依頼し、工事にかかったりしたので、その折衝などもあり年の暮れるのも慌ただしかった。

私が一生のうち一番忙しかった歳かもしれない。赤いはんてんなど着る暇はなかった。

|

« 不惑の歳 | トップページ | 吉野山 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/9333372

この記事へのトラックバック一覧です: 還暦の歳:

« 不惑の歳 | トップページ | 吉野山 »