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2006年3月10日 (金)

HERUMITAGE

先日県立美術館にエルミタージュ美術館展を見た。家内がどうしても見たいというから渋々従ったまでだった。
もちろんエルミタージュ美術館のほん一部を展示した物だが、ブランドル絵画など古いものが主体で、さほど感動を呼ぶ物はなかった。

入ってすぐ、今はやりの携帯電話でパチパチ写真を写している女性が数人居たので、ここは久しぶりに写真を写してもいいのかなと、デジカメを出してちょっと気に入った絵の写真を写していたら、監視嬢に咎められてしまった。
撮影禁止だと云う。
仕方が無いので出口の売店で、写真帖を¥2000.で1冊買って帰った。
たかだか100点か200点の展示物だが、とても1時間ぐらい眺めたくらいでその印象を記憶することは出来ないからだ。入館料¥1200.はちらと見るだけでは高すぎるのではないかとも思った。
私はどこでも記憶する補助手段として、出来る限り写真を撮るか、販売している写真があれば購入することにしている。見るという事は、聞くと一緒で五感のうちでもっとも記憶力が悪い部分であるから。もちろん私だけではあるまいが。

日本では美術館というところでは、撮影禁止の表示をしていることが多い。
なぜだかよく分からない。昔はマグネシュームを発火させたりしたから、展示物に害を与える恐れがあるので、禁止はやむを得ないが、現在の撮影機器が害を与えるだろうか。

先年台北の故宮博物館に行った時、案内人がどうぞどんどん撮影してくださいと、逆に勧めてくれた。6、70万点もあるのだから、見ただけでは何の記憶も残さない。当たり前の話である。
もちろん気に入ったもの、珍しいものなどせいぜい数十点に過ぎなかったが、撮影させてもらった。
見学時間も2時間しかなかったので、一休みする暇もなく物凄く忙しい見物だったので、後で写真を眺めてやっと、こんな物があったのかと思い出したほどで、写真がないものは全然記憶に残っていなかった。

昔大原美術館でムービー撮影をしていて、止めさせられた経験があるが、この時もどうしてだと反問したが、規則だからとだけで、本質的な悪い理由は分からなかった。
見ただけでは何も残らない。そんな美術館などの見学はこちらがご免だと私はいつも思っている。
入館料を安くして、写真を買わすとか、写真何点か付きで入館料を設定するとか、或は入館料は高くても撮影自由と出来ないものだろうか。
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