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2006年3月14日 (火)

古い日記(540314)から『舞妓さん」

51年前の今日、勤め先の従業員慰安旅行で奈良、伊勢,京都、大阪見物した時の一日、同僚3人で京都祇園御茶屋で生まれて始めて舞妓さんの接待を受けた時の日記から

『昭和29年3月14日(日)なあんだ二見が浦。退屈な電車。
昼過ぎ京都へ。直ぐ京都市内見物。清水のお寺の環境の素晴らしさ。数千の人の賑わう坂道に、写真の題材を探して歩くと結構疲れる。八百八寺の説明を聞きながら、成程お寺が多いなと思う。
十数年昔平安神宮を歩いた時、静まりかえっていた境内が星移り年変わった今、物凄い人の渦の中に写真屋がうろうろしている光景と変わってしまったのには驚いた。

大丸デパートに入ると芋の子を洗うとはこのこと。狭い通路を押しへしがれながら、汗を流して歩き廻っていたが、そのうち空気がとても稀薄でやりきれない気がするので、他のものを誘って屋上に上がることにする。金魚鉢の金魚が酸素を求めて水面に浮かび上がる姿を思い浮かべて心中可笑しく感じながら。
屋上又子供とその付き添いの洪水。子供の楽天地もあまりに喧しい。余りにも美が無さ過ぎる。

夜は一杯飲んだ惰性で祇園に行く、といっても始めからその目的では無かったのだが、崎本に余りにもせがまれて遂に行くことにするんだが、突然乗り込んで行ったところで相手にしてくれるかどうか甚だ怪しく思ったので、まず如何なる順序でいったらよいか問うために或るバーに入る。
幸いそこの主人が祇園鑑賞会の観光課長で、こちらを折角のことで気の毒と思ったのか心配してくれることになった。
「高静」というお茶屋で酒を1本づつ付けて貰って、舞妓の踊る春雨、祇園小唄その他を鑑賞する。成程厳格なる指導を受けただけあって、素人眼にも上手に見える。充分堪能して1時ごろ帰宿する。』
hutami
kyoto
heian
temizu
gyusya

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