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2006年2月 8日 (水)

岩国の選択

昨日は岩国市長がとうとう岩国へ厚木基地の一部移転の賛否を問う市民投票を決意し、議会などの反対を押し切って発議した。市民がどう反応するか見物である。
岩国もこの3月には拡大して玖珂郡ほとんどを編入する。飛行場に無関係の地域が大部分となる。それでは意思統一が出来ないと見ての市長判断であろう。

私も30年以上過ごした家郷の地として、愛着が深い。
戦後米軍に強制使役されたこともあり、米軍に対する愛憎も深い。
戦地から帰還して直ぐ山上から見る無数の爆弾穴を見て唖然とし、敗戦を思い知らされたことを思い出す。65年経った今でも山の上に登って岩国平野を見ると、錦川下流三角地の大半は飛行場や米軍施設などでいっぱいに満たされている。
今更なにをかいわんやである。

仮に基地を撤去させて、後始末を考えると暗然とせざるを得ない。経済の仕組みも完全に変更しなければならないだろう。沖縄が苦闘を何十年も繰り返している前例がすぐそこにある。
いずれにしろ、戦前の日本軍部、戦後の米軍が戦略的用地として、着目した岩国の命脈は、国家に握られているも同然である。これを撥ね除けることは出来ない。

問題はもう一つ先にある。
もう戦争はあってはならないのである。一旦戦争ともなれば、岩国はおろか日本国も破壊し尽くされるであろう。
戦争さえ無ければ、消費オンリーの基地経済はその効果は太い。下手な浮き沈みの大きい、工業立地よりも良い。
戦争さえなければ、軍事基地がいくらあろうと問題ではない。騒音なんてものはどこにもある。人間が住む以上音も一酸化炭素も、犯罪も減りはしない。

基地として生きることがそれほど良くないことであろうかbakudan-ana
Iwakuni-kiti

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