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2006年1月28日 (土)

広響第255回定期

広響の定期演奏会第255回に妻と一緒に出かける。
今回は夕食を食べてからゆっくり行く。
マーラーの交響曲第6番とあって、ポピュラーではないし、聴衆は少ないだろうと踏んでのことだったが、案外多くてほとんど満員だった。
演奏者が百人を超える広響では大編成の楽員を揃えての演奏会だから、そこらに人気が集ったかもしれない。

秋山和慶の指揮、さすがにうまいなあと感嘆する。こんな大曲の場合得てして、楽器のバラツキが目立ち、或は管楽器が突出したりするものだ。今晩のはそれが全然感ぜられなかった。管楽器と打楽器が合計50ぐらい、弦楽器が50と少しの編成で、弦楽器は全部前側にならべ、木管を中間にならべた配列も効果があったのか、バランスが極めて良く、マーラーのあの多彩な曲を実にうまく歌わせていたと思う。

第3楽章の弦の流れは素晴らしく瀬戸のさざ波の打ち寄せる浜辺に立つ風情を感じたのは私一人だろうか。
打楽器の多用とフォルティシモは桁外れで、CDでもテープでもとても表現出来る音ではない。恐らくスピーカーが壊れてしまうだろう。やはりナマに尽きる表現といえよう。

いつも感ずるマーラーの曲の百貨店にいる様な思いのする次次と、違った音を出す楽器が、これでもかと繰り出す演奏は、稍冗長を感ずることもあるが、生演奏はそれを帳消しにしてくれた。肝心な所で管楽器や打楽器が活をいれてくれた。
すっかり堪能した1時間半であった。

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