« 手紙 | トップページ | 日本外史 »

2005年12月13日 (火)

音楽カセット談義

生まれつき音楽が好きで、子供の音楽会で歌わされた事もあるのだが、中学2年生の時風邪がもとで、声が出なくなりそのまま声変わりして、美声はどこえやらどら声に変化してしまった。そんなわけで音楽も聞く一方に転向した。
兵隊では毎日どならされてばかりだったので、もう普通の声も出なくなった。
こうして音楽とは無縁の日々が長い間続いた。
昭和34、5年だったと思うが、赤井電機という会社が始めて素人でも使える録音機を売り出した。東京通信工業(ソニーの前身)が発売したよりほんちょっと前だったと思う。
もちろんカセットではない、リールに30分ぐらい回転し録音出来る、磁気テープを巻いて、録音ヘッドで表面に塗られた磁気を変化させるものだった。すぐ飛びついた。
地方の音楽会に持ち込んで盛んに録音した。バイオリンの辻久子さんの音楽会では断られたが、なにしろ無断で持ち込むので、これはなんだと怒鳴られた事もある。素人が勝手にやる事なので笑って見逃してくれることの方が多かった。
しかし所詮素人の情けなさ、碌な音が出てこない。やればやるだけ時間も労力ももったいないことがだんだん分かって臨場録音は止める事にした。
丁度このころからテレビが始まり、江藤俊哉がバイオリンを弾き、或はフランスから来たシャンソン歌手のイベット・ジローが歌を歌った。格好の録音題材であった。これはいずれもうまく行った。それからの長い間私の秘蔵の録音盤であった。
いつごろかFM放送やカセットテープの時代になって、すこし遅まきながら又これに熱中する事になった。何せ器材がいろいろ必要であり、当時事業倒産、失業など食って行くのが大変であったので、10年ぐらいはそれどころではなかった。
1971年のニューイヤーオペラコンサートのテープが残っているから、この頃からこり始めたのだろう。
音楽はクラシックは勿論流行歌にいたるまで、落語漫談、スポーツ放送なども混じっている。収録範囲も広がって、主体はNHKFMには違いないが、テレビ、他のメディアからのダビングも増えた。現在その数1100個に近い。項目は当然その数倍になるわけだ。大部分はナンバーをつけて整理し、一時はカードで区分していたが、書くのが大変、区分するのも大変なので、ワープロを買って来て時間を割いては目録作りにいそしんだ。
現在はパソコンに移して、検索すればたちどころに捜し出せるに至った。
ただ昨今はCDやDVDの時代になったので、あまりカセット録音はしないが、深夜放送など手軽にタイマー録音出来る点で、CDやDVDは及ばない。
ときどきカセットからパソコンを利用してCDに移し替えたり、又CD何枚分をDVDに纏めたりしている。
マーラーやブルックナーなどCDには納まり難い物は、DVDにしなければならない。
去年までは5、6時間までだったが、今はDVD1枚に50時間も録音できるソフトが今年発売されたので、さっそく利用を始めたところだ。

|

« 手紙 | トップページ | 日本外史 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157907/7600701

この記事へのトラックバック一覧です: 音楽カセット談義:

« 手紙 | トップページ | 日本外史 »