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2005年12月19日 (月)

クラシック音楽

若い時代に運動をしなかったわけではないが、生来不器用な方だから何をやってもうまくなることはなく、それよりも学生時代にのめり込んだ趣味のクラシック音楽を聞くことの楽しさが、麻薬のように全身に回り、今では夜も昼も音楽に包まれていなければ、落ち着いておれない状態になってしまった。
永い人生だから生きて行くのがやっとといった時期も再三あったが、思い出してみるとそんな時でも、身の回りからは何らかの音楽が発信されていたようである。

勿論ラッパ以外音楽の出るもののない軍隊の6年間は別だが。(といっても戦地の夜、山林での虫除けの蚊帳を張り、唯一持参していたマイナーハーモニカで兵隊達の注文に応じながら、寝ながら得意になって吹奏した思い出は忘れ得ない。もちろんこの時はクラシックには無縁のものが多かったのだが)

他人様の会社に勤務している時は、仕事が終わってからでないとどうしようもないが、自分で経営して事業をやってたときは、必ず音楽を流しながらの仕事で、多少の抵抗はあっても自分なりの趣味の押し売りで通した。
来客の中には同じ様なクラシック愛好家も多く、耳聡く背景音楽を聞き付けて、長時間その話題で夢中になったり、中にはスピーカーを買い替えたからと立派なお古をわざわざ無償で届けてくれた人すらいた。(スピーカーは店に合して手作りのものを5、6台とっ替えひっ替え設備していたのだが、見映えが悪かったのを見兼ねて)
40歳前に知人と語らって、小さなデパートを作ったときも、社歌を作り、会社の音頭をつくって、女子社員に踊ってもらったり、社内には私の趣味のクラシックを流さしたりしたものである。

昨日も大雪の中を第九を聴きに出かけたのは別稿通りだが、婿が広島交響楽団の定期会員証をプレゼントしてくれたばかりに、半ばお義理にも会場に出かけなければならなくなった。
しかしクラシックとなると、割と年配のものが多いのではと聴衆を眺めながら毎回思っている。昨日もコーラス団に88歳の方がおられ、司会者が紹介していたが、聴衆の中にも私の様な老人の多いのにすごく気強くさせられた次第である。ただ残念なのは、私はしゃべるのも家内がよくわからないといつも言ってるように、第九の合唱を求められたが歌声はまるで出なくて応ずる事はできなかった。
IMG_0888
(写真は我が家の雪景色)

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